【モバイル機器】中華スマートウォッチを買ってみました。

今回、適当な腕時計が欲しいが普通の腕時計じゃつまらないしなぁ・・・と思い、うっかり中華スマートウォッチを購入しました。

 

購入したものはこちら

 

 

まぁ、この手の商品は色々とありましたが、どの製品もレビューはあからさまに商品提供を受けたいわゆる「サクラ」と思えるものばかり。当てになりそうにありませんでしたので、適当に見た目と機能紹介を見て選びました(笑)

 

念のため、この記事は商品提供を受けたものではなく普通に買った上でのレビュー評価です(笑)ただAmazonアソシエーションに登録しているので、リンクから購入していただけると僅かですが収入になるので嬉しいですが(笑)

■開梱してみる!

箱は中華製品らしい見た目はそこそこ良いが怪しげな雰囲気がするパッケージ、箱には「スマートウォッチ」と印刷され、製品写真がシールを貼り付けたような感じで、恐らく複数の製品で製品写真シールだけ変えて使い回してるのでしょうね?

そして、本体は製品写真通りで、価格の通り安っぽさはあるのもの、遠目に見る分にはごくごくシンプルなデザインで悪くないです。ゴム製の1000円くらいの時計についてそうなバンドですが、こちらは交換できるようになってるようです。

付属品はマニュアル、こちらはちゃんとした日本語のマニュアルが付属しており、他の付属品は充電ケーブルのみでした。充電ケーブルはマグネットで取り付けるタイプになっておりますが、電極がむきだしなので、ちょっと不安な感じがします。

自分は先にスマートウォッチ側を接続してから通電を開始するようにしました。

 

■電源投入、軽く試用。

まず電源を入れて驚いたのは初期状態からちゃんと日本語になってます(笑)そして日本語フォントが怪しげな中華フォントではなくごく一般的な日本語フォントになっています。そしてアプリもマニュアルの指示通りにちゃんとインストールできました。

(過去に所持してた中華スマートウォッチは指定のアプリをダウンロードしようとしたらGooglePlayから消えておりマニュアル通りにインストールできないものもありました(笑)

画面は明るい液晶画面で晴天の屋外でもはっきりと見えるレベル。これは正直驚きました。そして操作は「タッチパネル」ではなく、「タッチセンサー」になっています。画面下1/3くらいの領域がタッチセンサになっており、これが選択・決定ボタンになっています。そしてサイドに物理ボタンがあります。こちらはスマホで言うところのホームボタンのような役割を果たしています。

 

■通知の表示の設定

通知の表示に関しては個人的にはやや難ありと感じました。表示自体は通常の日本語フォントですので、文字化けや妙な文字での表示もなく見やすい日本語表示です。通知はバイブによる通知ですが、バイブが鳴ってから1~2分以内にスリープ解除すれば通知内容がすぐに表示されますが、少し経ってからだと時計画面に戻ってしまいます。

過去の通知を呼び出す操作は多少面倒で時計画面からタッチセンサを7回くらいタッチして「通知画面」に切り替え、タッチセンサを長押し。これならスマホを取り出して直接確認したほうが良さそうですね(笑)

更に過去の通知は3件しか見ることができないのもちょっと不便なところですね。

 

活動量計機能を試す

活動量計としての機能は万歩計、脈拍、血圧、血中酸素濃度などが測定可能になっており、そのうち脈拍は一定時間ごとに自動測定して1日の脈拍の変動をグラフで見ることができます。

ただこの機能は不満だらけです(笑)まず、万歩計の機能ですが、1日の歩数、消費カロリー、運動時間を表示することができますが、1日の中でいつどのくらい歩いたかグラフ等で表示してくれる機能がありません。これは残念なところです。

ただ、4~5日ほど、万歩計の精度は悪くなく、スマホの万歩計機能と一緒に計測した結果、スマホとの差は1割程度なのでそこそこの精度と言えるのではないでしょうか?

そして脈拍は自動で計測してグラフ表示をしてくれますが、これも作りが甘く、表示されるのは当日分のみで過去のものは1日の平均しか表示できません、「過去24時間」ではなく午前0時でグラフがリセットされる仕様になってます。通常はこれで不便はあまりないですが、夜勤など深夜に活動することが多い人には不便な仕様です。

さらにグラフは数値では確認できず、数値で確認できるのは「平均値」のみでそれ以外はグラフ表示による大雑把な確認しかできません。

血圧、血中酸素濃度に関しては精度はかなりいい加減で実用になりません。参考程度の数値としても使えないレベルですが、これは他のスマートウォッチでも大して変わらないので元から期待はしてませんでした。

 

■ウォッチフェイスの変更機能も!

時計画面の表示、「ウォッチフェイス」も変更でき、かなりの種類から選択できるようになってますが・・・・。これの挙動が怪しすぎます(笑)

まず、スマホアプリから希望のウォッチフェイスを選択して、スマートウォッチへデータ送信を行い更新しますが、この段階で高確率で失敗します(笑)

更にいつの間にかウォッチフェイスが初期設定に戻ってしまうことが度々あります。それだけならまだ良いのですが、万歩計や血圧計の計測データや一部の設定を道連れにリセットされます。これでは正直実用になりません。

 

■しかし評価できる部分も・・・

商品紹介のページや説明書の仕様表ではバッテリーは3~5日持つと書かれていましたが、流石にそれは無理だろう・・・と思いましたが、私の使い方ではフル充電から4日間使用してバッテリー残量15%程度でした。私が過去に使ってきたスマートウォッチは大手メーカー製も含めてほとんどのものが朝フル充電で夕方頃には残量がかなり厳しい状態のものが多かっただけにこれは正直嬉しいところです。

そして冒頭でも書きましたが液晶は輝度設定にもよりますが、明るめに設定すれば晴天の屋外でもはっきりと表示内容が確認できるレベルで予想外にも優秀な液晶パネルでした。

このようにハードウェア的には悪くないレベルのものなのですが、「ソフト」の部分の作りがイマイチで結果的には「あまり良くない製品」となってしまっています。

 

しかし、見やすい液晶画面ですし、当然スマートウォッチですので、時刻表示は正確なスマホの時計と同期してあるので正確です。

通知も多少問題あるとはいえ、リアルタイムで確認することを前提と考えれば使えないことはありません。

 

ある程度割り切って使うことが前提であれば価格も3千円台と安価なので、価格を考えれば・・・どうでしょうかねぇ(汗