【モバイル機器】激安中華スマートフォン UMIDIGI F1 Playを購入しました。

今、メインとして使用してるスマホOppo R15neoのタッチパネルの挙動の怪しさに困り果ててるところに、たまたまネット上で目に入った中華スマホ「UMIDIGI」の端末の話題。

色々と見てると中々面白そうな端末です。今回購入したものは「UMIDIGI F1Play」という機種です。

 

 ■まず、スペックを軽く紹介。

まず、SOCにはMediaTek Helio P60が搭載されています。私が今までメインで使ってきたOppo R15 neoの倍以上のベンチマークスコアを叩き出すモデルです。

それにメモリは6GBを搭載しています。通常このクラスですと3~4GB搭載していれば大容量だと言われますが、それを大幅に超えるもので正直驚いてます。ストレージは64GB。最近の端末としてはこのくらいが一般的になってますね。

 

画面は6.3インチのノッチ付きのディスプレイを搭載しており、解像度は2340x1080。このクラスではこれだけ高解像度なディスプレイは珍しいと思います。

更にカメラはサムスン製の4800万画素のセンサを採用したものをメインにしたデュアルカメラ構成。背景をぼかした写真が撮れます。

 

そして通信周りも手抜きはなく、LTEはデュアルDSDV対応。2回線、LTEにて同時待ち受けに対応しています。また、WiFiも手抜きはなくIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応しています。

 

■開梱してみる。

本体は想像したような安っぽさはなく、2万円前後で買える機種だとは思えない質感です。本体には液晶保護フィルムと背面を保護するジャケットタイプのケースが装着された状態になっていました。中華製品はこのようなケースや保護フィルムが付属されていることが多いのは有り難いんですよね。

そして、USBケーブルとACアダプタです。ACアダプタはこのクラスの機器ですと「とりあえず充電できます」程度のものが付いていることが多いのですが、9V2.0A/12V1.5Aの出力に対応しているものが付属しています。これにはちょっと驚きました。

 

■軽く触ってみる。

まず、セットアップですが、オーソドックスなAndroidのセットアップで特に変わった点はありませんでした。そして、日本国内の主要なMVNO事業者のAPNが設定されていましたので、面倒なAPN設定も選択のみで無事に接続できました。

OSはAndroid9.0で素のAndroidに近い状態で非常に使いやすいです。また動作自体もかなりサクサク動作し、丸1日使って動作が重いと感じることはあまりありませんでした。

 

■カメラ機能は・・・

4800万画素だけあり、カメラの画質は良好でした。屋外ではもちろん、蛍光灯の照明のみの照明でやや暗めの室内であれば概ね問題ないレベルの画質は確保されており、ノイズもあまり目立つものは見受けられませんでしたが、黒っぽいものは偽色の発生が目立つものもありました。

ただ、AFに関しては被写体によってはしっかりとピントが合わない事がありました。色の変化が少ないものや、スピーカーのグリルのような感じのものにはピントがうまく合わないことが多いようです。この手のものは一般的に「AFが苦手な被写体」とも言われており、ある程度は仕方ないところだと思います。

 

■ゲーム等の動作は・・・

ゲームに関しては3Dグラフィックを使用した物なども含め、画質設定次第では概ね問題なく動作しそうな感じです。もちろん最高画質に設定すると厳しいことも多いとは思いますが、画質設定を適切なものに設定すれば快適に動作しそうです。

試した範囲では背景に3Dグラフィックを使った音楽ゲームを試しましたが、最高画質では反応が遅くプレイは厳しい状態でしたが、グラフィックを簡素化したモードですと問題なくプレイできました。

 

スマホメーカーとしては新興メーカーですので、耐久性などの不安要素もある部分もあるのは確かですが、使い勝手も良く、スペック面も目に付きにくい部分も含めてしっかりしており、メイン機として充分に使えそうな感じでした。

 

そしてこのUMIDIGIというメーカーから他にどんな機種が発売されているか調べてみたところ、約8000円という激安価格の機種まで存在してました。

 

 こちらも1万円を大きく切る価格でありながら、デュアルカメラや3GBのRAM等となかなかしっかりとした性能で、ゲームには向かないと思いますが、動画鑑賞や、Webブラウズ、メールやSNSのチェックなどの日常的に使うものは問題無く動作しそうなスペックです。1万円を切る機種ですと、ほとんどの場合、WebブラウザSNSの利用でさえ不安が出そうなスペックの機種が多い中、このスペックは正直驚きました。