ドンキの2in1タブレットを使い始めて1ヶ月ですが・・・。予想以上に使える子で驚いています。
CPUはAtomプロセッサーの下位モデルZ8350となっていますが、RAMは4GB搭載されているため、重いソフトを複数同時に動かしたりしなければ意外と使えそうです。
・Webブラウジング
ブラウザは普段使用しているChromeを使用しましたが、Webブラウジングでは特に不便んを感じることはありませんでした。バックグランドで重たいソフトが動いたりしていると重く感じることはありませんが、Webブラウジング程度であれば問題なさそうです。
・動画再生
私がPCで動画再生で一番多いのはdアニメストアやdTVなどの配信サイトでの視聴やYoutubeやニコニコ動画などの投稿動画サイトの閲覧ですが、この辺は全く問題なく、フルHD程度の動画であればまったく問題ありません。
ローカルに動画データを保存して鑑賞するような使い方の場合はストレージ容量が厳しいためマイクロSDやUSBメモリ等にデータを置くようにしたほうが良さそうです。
・画像処理
ミラーレスカメラのE-M10mark2やα7Ⅱなどで撮影したRAW画像をAdobeのRAW現像ソフト、Lightroomで現像処理もやってみました。
元々重たいソフトで、Atomプロセッサでは無謀ともいえますが・・・流石にアプリ自体の動作はもたつく事が多く、特に画像を取り込むまでの動作は非常にもたつきます。
現像処理ではスライダー類を動かして反応がワンテンポ遅れるような感じではありますが、なんとか使えるレベルでした。
大量の画像をこの環境で仕上げようとは思えないですが、少量の写真をとりあえず仕上げる程度の使い方であれば何とかなりそうなレベルでした。
・ゲーム
こちらも無謀だとは思いつつも「ドラゴンクエストX」の無料版をインストールしてみました。流石に標準設定では無理があるだろうということで、画質は「低品質」フレームレートは標準の60fpsから30fpsに変更してプレイしてみました。
序盤を軽くプレイした程度ですが、動きは問題なく楽しむことはできました。
最新のゲームに関しては流石に厳しいですがちょっと古いゲームで画質などの設定を落とせば何とかプレイはできそうです。
・結論
お勧めできるかと言うと・・・・正直、誰にでもお勧めできるものではありません。まず、ここで紹介しているような重めのソフトをインストールするためには標準の32GBしか無いeMMCでは厳しいところです。マイクロSDカードを使って仮想HDDを作成し、必要に応じてソフトのインストール先を変えるなどの工夫が必要になります。
正直、ある程度のPCのスキルがある人でないと厳しいかもしれませんが、メモリが4GB搭載しているので使い方次第では色々と使えそうです。
自分は主に動画や音楽などのコンテンツを楽しむためのPCとして使ってますが、価格の割には使えるマシンだと思います。
【2018.9.26 追記】
仮想HDDファイルを置いたマイクロSDがアクセス不能になりました。原因は特定できていませんが、恐らく仮想HDDとしてアプリをインストールするなど、書き込み動作が頻繁に発生していたため障害が発生した可能性も考えられます。
また、安価なマイクロSDカード(UMAX製64GB)でしたのでカード自体の問題とも考えられますが、どちらにしろ注意が必要ですね。