【雑談】超小型PC GPD Pocektの後継機、Pocket2の仕様が一部公開されたようです。

 超小型PCとして定評のあるGPD社の新モデル、GPD Pocket2の仕様が一部判明したようです。まだ詳細の仕様はわかりませんが、私が現在使用しているGPD Pocket初代モデルと比較して紹介、検証していきたいと思います。

 

参考にしたサイト

liliputing.com

japanese.engadget.com

基本仕様

7インチ液晶搭載の超小型モデルでサイズは公表されていないようですが、旧モデルの180x18.5x106 mm 480gよりは小型軽量になるようです。

CPUはCore m3-7Y30が搭載されており、旧機種のAtom Z8750と比べれば大幅な高速化が見込まれますが、個人的にはAtomでも不満はないので、特に魅力は感じませんが、ゲームや動画編集・写真のRAW現像を行う人には魅力的かもしれません。

メモリは旧機種では8GBでしたが、新機種では4GBと8GBの2つのモデルが用意されるようです。

ストレージ関連

ストレージは旧来と同じeMMC 128GBが搭載されます。GPD Win2で採用されたユーザーで交換可能なSSDではないようです。

旧モデルでの不満点でもあったMicroSDスロットは搭載されるようです。

ストレージ容量は128GBもあれば実用上充分ですが、動画ファイルや大量の音楽ファイルなどを入れる場合はデータ置き場としてMicroSDがあると非常に便利なので、これはちょっと嬉しいところです。

 

ディスプレイ関連

液晶画面は7インチ1920×1200。こちらは旧来のモデルと変わらないようですが、2046段階の筆圧検知に対応するアクティブスタイラスに対応するとの事らしいのですが、7インチのこの画面で筆圧検知まで必要でしょうか?

 

キーボード・ポインティングデバイス

こちらは賛否両論が出そうなところですが前モデルよりキーの数を削減したとの事ですが、画像を見る限り、使用頻度の低い左Ctrl Altキーが省略され、数字キーの部分がほかのキーと同じ大きさになるようです。また前モデルで不評だったDelキーとBSキーに関しては改善されているようです。気になる点もいくつかありますが、このサイズのキーボードではかなり使いやすそうなキーボードだと思われます。

そして問題はポインティングデバイス。旧モデルではスペースバー上部にポインティングスティックが搭載されていましたが、こちらが廃止になっています。こちらに関してはモバイル時はタッチパネルのみの操作になってしまうのであれば厳しいところですね。何らかの代替手段が用意されていれば良いのですが・・・。

 

インターフェイス関連

USB TypeCポート×1、USB TypeAポート×2、ヘッドホン端子が搭載され、電源供給は旧モデルと同様にUSB TypeCになる模様です。また旧モデルではマイクロHDMI端子が搭載されていましたが、こちらが省略され、USB TypeAポートが2つに増えたようです。HDMI端子に関しては使用頻度が低く、必要な場合でもUSB TypeC端子にアダプタを接続すれば使用できますので、ちょっと嬉しい変更点ですね。

 

総評

今のところ出ている情報のみでは判断が難しい部分もありますが、旧モデルのGPD Pocketユーザーが買い換えるかどうか・・・というと少し微妙なところですね。CPUパワーに不満を感じてる人から買い換えもアリかと思いますが、CPUパワーに不満がない人であれば買い換えるメリットも少ないかもしれません。

 また、価格面では新モデルでは700ドル(約77000円)以下との事です。旧モデルが現時点でAmazonマーケットプレイスで59000円で販売されています。こちらはCPUはAtomとはいえ、最上位のZ8750が搭載され、それ以外のスペックは新モデルと大きく変わらないようなので、重たいソフトを使わないのであれば在庫があるうちに安価な旧モデルを狙うのも手かもしれません。