【雑記】Amazonで中華スマートブレスレットを購入しましたがとんでもないブツだった・・・

 Amazonで中華スマートブレスレットを購入しました。2680円という価格でありながら、歩数計機能だけではなく、脈拍、血圧、Spo2まで計測してくれるというものでした。

注意!!

この中華ブレスレット、連携用アプリが非常に怪しい挙動をしております。バックグランドで大量のデータ通信をしており非常に怪しげなものになっています。

 

 

そして早速使用してみます。この価格で本当に血圧やSpo2が計れるのか疑問ではありましたが、早速試してみようと思います。

まず、マニュアルを確認します。例によって英語と中国語のマニュアルかと思ったら日本語での記載もありました。こちらで使用する連携アプリを確認し、早速インストール、設定自体は特に難しいこともなくすんなり進みました。

脈拍や血圧、Spo2の計測は基本的に時計自体をタッチ操作することで行います。計測自体は数秒で行われ、複数回測定してもその都度数値が大きく変わるようなことはありませんでした。もちろん安価な商品ですので精度は期待できませんが、目安としては充分使えそうです。また脈拍は1時間に1度、自動的に計測して記録を残してくれますが、血圧やSpo2は手動での計測のみで記録を残すこともできないようです。

また通知機能も搭載しており、ツイッターやLINE、FACEBOOK、あとは電話関係と種類は限られていますが通知は日本語でしっかり表示されました。

 

安価な割にはそこそこ使えそうだなぁ・・・と半日程度使用してみた後、問題が発覚しました。

スマホLTE回線の通信量がやたら増えています・・。確認してみると800MB程度の通信がされているようです。まさか・・・と確認してみると、連携用アプリにより大容量の通信が発生していることが発覚しました。

また、通信を遮断した状態ではアカウント認証の画面が表示されブレスレットとの連携機能が使えませんでした。

商品の機能を考えるとこのような大容量の通信が必要だとは考えにくいため、不正な目的で通信が利用されていると考えるのが妥当だと思います。

機能的には悪くない商品ですが、悪意のある何かを仕込まれたソフトを使わないとと考えるのが自然だと思います。

 

また、連携アプリを使用せず単体で利用することもできますが、この場合はまず時計の設定ができませんので時計として使用できません。歩数計や脈拍・血圧などの計測は単体で行えます。