【雑談】AV機器周りの整理をしてたらスティック型PCが出てきたので試してみた。

 部屋のAV機器周りの整理をしていたらラックの裏から持ってる事すらすっかり忘れてたHDMIスティック型PCが出てきたのでちょっと試してみました。

以前、安く売られてるのを見て衝動買いしましたがあまり使わずに放置されておりました。

 マウスコンピュータ製のMS-NH1というモデルで32GB eMMC/Windows10搭載モデルでした。確か購入価格は新品で8000円くらいだったような・・・。

スペックはインテルAtomプロセッサーZ3735Fを搭載し、RAMは2GB、ストレージはeMMC32GB搭載しており、格安Windowsタブレットのようなスペックです。

インターフェースは有線で接続するものは直付けのHDMIコネクタ、USB2.0端子1つ、電源用のマイクロUSB端子1つだけです。音声はHDMIからの出力のみです。

無線はBuletoothとWiFiが搭載されています。

USB端子が1つしか無いのでキーボードとマウスを接続するだけでもハブが必要になるのはちょっと困りものですね。

 

今回は安物のワイヤレスマウスとBuletoothキーボードが余っていたのでこちらを接続します。とりあえず動画再生用として使えるか確認してみるためにAmebaTVを開いてみます。問題なくスムーズに再生されました。これなら使えそうですね!

と思ったら10分程度再生してたら動画がカクついたり途切れたりするようになり、次第に酷くなり実用上かなり厳しい状態になってきました。発熱でCPUパフォーマンスが抑えられてるのかな・・・・と思いタスクマネージャーを確認するとびっくり。CPUの動作クロックが定格の1.33Ghzから0.37Ghzまで落とされていました。

この状態になってしまうと動画再生どころかWebブラウジングにも支障が出るレベルのパフォーマンスになってしまうのでPCとして実用になりません。

つまり、連続して負荷のかかる動画再生用途で使うのは難しそうです。

 

動画は駄目なら音楽なら・・・・と思いradikoやGooglePlayMusicの再生を試したところ、こちらなら流石に安定しており、CPUも定格の1.33Ghzで動作しており問題なさそうです・・・。

 

最近では殆ど見かけなくなったスティックPCですが、試してみると見かけなくなる理由も納得できます。スティック型PCはテレビとの組み合わせにちょうどいい形状ですが、動画がまともに再生できないとなると使い方は限定されてしまいます。

何か面白い使い方、ないですかねぇ・・・・(笑)