【最近買った物】超小型ノートPC GPD Pocket

今回、念願の超小型PC、GPD Pocketを購入しました。

 

 

こちらのPCは中国・深セン社から発売されたクラムシェル型、通常のノートパソコンのような形状の超小型PCです。

横幅180mm、縦が106mm、厚さ18.5mmという超小型ボディーに7インチ液晶を搭載したノートPCで重さは500gを若干切るくらいの重さです。

このボディーに一部簡略化されてますがキーピッチ約13mmの実用的なキーボードを搭載しており、慣れればちょっとした文章くらいの入力ができそうなキーボードになっています。

 

そしてスペックがCPUはAtomの最上位モデルZ8750を搭載し、メモリは8GB、ストレージは128GBと中々のスペックを誇ってます。液晶は7インチのフルHD液晶で非常に使い勝手が良いものになっており、当然タッチパネルにも対応してます。

そしてお値段のほうがこれだけのスペックを搭載し実売で6万円代前半です。

 

キーボードに関しては長文の入力にはちょっと厳しいですが慣れればブラインドタッチができそうなレベルです。キー配列は英語配列なのでちょっと注意が必要ですが、文字に関してはブラインドタッチがなんとかできるレベルですが、それ意外のキーに関しては窮屈な配置になっています。

ポインティングデバイスThinkPadでよく採用されているトラックポイントが搭載され、さらにタッチパネルも搭載されているので非常に使い勝手は良いです。

 

使用感はAtomとはいえ最上位のZ8750を搭載し、RAMも8GB積んでるおかげで動作速度に関してはそこそこ快適に使えるレベルです。高いスペックが要求されるゲームなどは無理ですが、軽めの3Dゲーム程度でれば何とかなりそうなレベルです。

私が使うソフトではAdobeのデジカメのRAW現像処理(調整作業)に使うLightroomというソフトを試してみましたが、若干重たい感じはしましたが作業自体には問題なさそうなレベルでした。

 

ストレージはeMMCの128GBとこのクラスとしては大容量のものが搭載されています。これだけの容量があれば容量的に重いソフトでも問題ありません。

ただマイクロSDカードスロットが搭載されていないので、大容量マイクロSDを使って大きなデータを入れておくことができないのが残念です。

(ゲーム向けのより小型のGPD Winでは搭載されてるだけ残念です)

 

インターフェース関係はすべて右側面に集中しており、標準サイズのUSB Aポート、USB TypeCポート、マイクロHDMI端子、ヘッドホン端子が搭載されています。

 

電源はカタログスペックでは12時間となっていますが、実際は液晶の輝度を高め(60%程度)で負荷が大きめの状態で3~4時間程度といったところでした。まだ長期間の試用をしているわけではないので評価はできませんが、他のブログなどを見てる限り、液晶輝度を低めにしても5時間程度のようです。

ただ、給電はUSB TypeCになっているので、モバイルバッテリーを利用して運用できますので、バッテリーの持ちが不安であればモバイルバッテリーを併用すれば問題ありません。

 

とりあえず、数時間触った感想では超小型でありながらPCとしての実用性が高く、非常に使い勝手がいいパソコンです。

ただ、ゲーム機のように両手で握って使うことが多いのであれば姉妹モデルのGPD Winをお勧めします。