【雑談】超小型モバイルPC GPD Winを4ヶ月使ってみて・・・

5インチ液晶の超小型PC、GPD Winを使い始めて4ヶ月経ちました・・・。

予想以上に使えるパソコンでプライベートでも仕事でも色々と活躍しています。

超小型PCですと最近はタブレットPCが人気ですが、実際に使ってみるとタッチパネルのみだと操作が不便なことも多いですがこのGPD Winはタッチパネル以外のポインティングデバイスやキーボードも搭載してるので非常に使い勝手がいいマシンです。

 

■バッテリーの持ちがすごくいい。

バッテリーは実測で6時間程度は使えそうな感じですので、バッテリーの心配はしたことがありません。またUSB TypeCからの給電に対応していますのでモバイルバッテリーで使用することもできますので外出先でも電源に関する心配は無用です。

 

■5.5インチ 1280*720の液晶パネル

液晶パネルはかなり小さいため、細かな作業をするようなソフトには向いてませんがほとんどのソフトでは不便を感じません。

流石にフォトショップやライトルーム等を使うのには厳しいですがよく使うものではブラウザやツイッター専用クライアント、MSオフィス、ゲーム関係では概ね問題はありません。

 

■超小型ボディー

348gと軽量で大きさも3DS LLと同等サイズで鞄のポケットにも入るサイズなので毎日持ち歩くのに苦にならないサイズです。

 

ポインティングデバイス

この機種の売りでもあるゲームパッド機能、こちらはモード切替でマウス互換モードもあります。ただマウスモードの場合、背面のL/Rボタンにクリックが割り当てられているのでポータブルゲーム機のように両手で持って使うときには非常に使いやすいのですが、机の上に置いて使う場合は難ありです。マウスモードのボタン割り当ても変更できませんので、フリーソフトJoyToKey等のジョイパッド入力をマウス・キーボード代わりに使えるツールを併用したほうが便利ですね。

私は有償ソフトですがController Companionというソフトを使用しています。

もちろんタッチパネルも搭載しているので、ゲームパッドとタッチパネルの併用でかなり快適な操作環境となっております。

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■キーボード

キーボードに関しては長文入力には厳しい小型キーボードとなっており、文字入力を伴う作業にはお勧めできませんが検索ワード入力やツイートなどの短文入力には重宝してます。

 

コネクタ関連

入出力ポート関係はすべて背面に搭載されてますので非常に使い勝手が良いです。

背面に標準USB3.0、USBTypeC、HDMIが各1ポート、あとはマイクロSDスロットも搭載しています。

 

■マシンパワー

Atom Z8750というAtomでは最速のモデルを搭載しており、メモリも4GB搭載しているのでよほど重たいソフトでなければ快適に動作します。

ただ、動画のエンコードや重たい写真編集ソフトなどは厳しいですが・・・。

容量面では64GBのストレージを搭載しているのでモバイル用途では充分な容量がありますが、大量のデータを入れるのにはちょっと手狭です。

この場合は背面にマイクロSDスロットがありますので、こちらに大容量マイクロSDカードを刺しておけばその点の不安は解消できます。(私は128GBのマイクロSDを使用してデータ類を置いています)

 

■欠点も・・・・

クラウドファンディングで立ち上げた製品で正直、怪しげな部分もあります。特に気になるのはスリープからの復帰が怪しいことがある点ですね。この辺は元々怪しげなハードだし・・・と割り切ってます(笑)

あとは基本的に英語仕様です。キーボードもOSも英語版です。ただWindows10ですので設定で日本語化することはできますので実用上問題はありませんが。

キーボードに関しては一部キーの配置が日本語キーボードと異なるので慣れは必要です。

 

自分の場合はワードやエクセルで作った書類の手直しやPC上で使い慣れてるツイッタークライアントの利用、あとは動画鑑賞用としても使い勝手が良いです。

あとはレトロゲーム系のソフトとも相性が良くちょっとしたゲーム機代わりに使うこともあります。

そして普段PCで使ってるソフトをタブレットPCと比べて制約の少ない環境で利用できるのも大きなメリットですね。