【ジャンク機材紹介】Canon イメージスキャナ Canoscan5200F

2週間にもイメージスキャナを入手しましたが、今回もまた入手してしまいました。

お値段はジャンクで1000円。前回のエプソンのものは2000年モデルに対して今回のは2004年モデルと比較的新しくなったおり、USB2.0に対応してたりと若干扱いやすくなっています。

外観上は破損や大きな傷がなく年式の割には非常に状態が良かったのと価格が安いののでとりあず買っておきました。

ただ自宅でパソコンと接続しようとケーブル周りを確認していたら透過原稿ユニットのケーブルのコネクタ部が45度に折れ曲がる形で破損が見受けられました。

ただ接続できなくなるような歪みや破損ではなく、折れ曲がった部分を補修して接続すると問題なく使用できました。

 

このスキャナは中級クラスの透過原稿ユニット内蔵で単体でフィルムスキャンができることが最大の特徴で、フィルムスキャンに必要なフィルムガイドなどの必要な付属品はそろっていました。

ドライバはWindows7 64bit版までサポートされていますが、Windows10にインストールしたところ問題なく動作しました。

 

また、前回入手したものはオプション品の透過原稿ユニットが付属という形でしたので、天板を外して投下原稿ユニットを装着する必要がありましたが、今回のものは内蔵されていますので、通常の反射原稿(紙やプリントされた写真など)をスキャン時に使う板?を取り外すだけで簡単に使用できます。

 

画質に関しては何度か設定をスキャンしてみましたが、補正が強くかかりすぎて、コントラストの強すぎる画像で細部の画質もあまりよくなかったのですが、詳細スキャンモードをドライバから選択し、そちらでスキャンすることで良好な画質でスキャンすることができました。

 

フィルムは35mmフィルムの6コマ1枚を一括でスキャンすることができますので、その点は非常に楽です。エプソンは6コマのうち2枚×2枚のフィルムのスキャンしかできないので、特定のコマだけスキャンしたい場合は問題ないのですが、すべての写真をデジタル化したい場合は非常に不便でした。

ただUSB2.0対応とはいえ、特に高解像度スキャン時には時間がかかり、画質設定によっては6コマで15分程度かかることもありました。ただ、6コマを一挙にスキャンできるので、手間はあまりかからないのはメリットです。

 

最新OSのサポートもありませんし、ある程度パソコンの知識のある人でないと難しい面もあると思いますが良い掘り出し物が見つかりました。