研修の講義の録音に必要になったため、とりあえず安物を購入しました。
購入した機種はケーズデンキで売られていた一番安価な機種のPanasonic RR-QR210を購入しました。
こちらの機種は2GBのフラッシュメモリが搭載されたシンプルなモデルで、モノラルマイクが内蔵されているモノラル専用機になっています。
そしてこの機種を購入して失敗したと思ったのは・・・PCとの接続ができないということです。録音したデータはこの機器でしか再生できず、パソコン等に転送して再生することが一切できないのです。
低価格機ではありながら、大き目の液晶画面が搭載され、大き目な数字で録音時間や録音時はレベルメーターの表示も行われるので録音状態も目視で確認できます。
また、録音時は赤色LEDが点灯しているので、録音中であることがわかりやすいのも大きなポイントだと思います。
そして注意が必要なのは再生。内蔵スピーカーで再生すると、声が意外と聞き取りにくくがっかりしますが、イヤホンで聞くと聞き取りやすい音質で聴くことができます。
内蔵スピーカーは録音されているか確認するためのものと割り切ったほうがよさそうです。またイヤホンは付属していないのも注意が必要かもしれません。
イヤホンはモノラル機ではありますがステレオイヤホンに対応しているので、音楽で使用しているイヤホンでも問題なく利用でき、ステレオイヤホンだと片耳からしか聞こえないなんて事はありません。
ノイズ軽減機能は再生時にかけることができるようになっており、2段階でHI LO OFFと切り替えることができます。実際にノイズ軽減機能をオン、オフの状態で比べてみましたが、耳障りな雑音はかなり軽減されているような感じでした。
電池は単４電池2本で50時間～80時間程度と非常に長く、計8時間近い録音を行っても電池残量表示はフルのままでした。大切な録音をするときは予備電池を1組用意しておけば充分ではないでしょうか？
音質的には内蔵スピーカーの音質を除き概ね満足できるものでしたが、パソコンにデータが転送できないのは大きな誤算でした。（当たり前の機能だと思い込んで調べもしませんでした）
