PENTAX Qを一週間使ってみて・・・・

先日、アニメ「たまゆら」に登場するカメラだから・・・という理由で手に取って気に入ってしまい、うっかり買ってしまった初代PENTAX-Qですが・・・。

 

カメラ自体は発売されたのは2011年9月とやや古いカメラで、センササイズも1/2.3型と画質面では非常に不利なカメラですが、実際に2日間持ち歩いて撮影してみると、意外と悪くなかったです。

まず、小型軽量であること。他のレンズ交換カメラはもちろん中級クラスのコンデジに匹敵するもので、私が所有してる富士フイルムの1/1.7インチセンサーのコンデジX10と比べてもレンズを含めても小型軽量になっています。

 

まず、センササイズが小さいことで懸念されていた高感度性能ですが、Lightroomでの現像を前提にすればISO1600まではそこそこ使える画質が確保されており、非常に驚きました。

また、実際にRAW現像をしてもそこそこの調整幅は持っておりこの1/2.3インチのセンサーとしては非常に優秀だと感じました。

 

操作性の面では、一眼レフでは当たり前の事ですが、絞りや露出などの設定操作に関しては素早くストレスなく行えます。全体的にボタンが小さめなのでISO感度変更などのボタン操作を伴う操作はやや、やりにくい面はありますが小さいカメラですからある程度は仕方ないところでしょう。

 

撮影自体も1枚撮影した後にすぐに次の撮影が可能で、非常にテンポの良い撮影が可能ですが・・・・問題は撮影後メディアへの書き込みが終了するまで設定変更などの操作が行えない点です。

たとえば何枚か撮影した後、露出やISO感度を変更して取り直したいと思うこと、よくありますが、このような操作はメディアへの書き込みがすべて終わるまで行えないので、この点は非常にストレスを感じます。

 

今回入手したのは単焦点レンズキットでレンズは8.5mmF1.8、35mm判換算で47mmの標準レンズ1本しかありませんので、今後は標準ズームも使ってみたいところです。

標準ズームは5-15mmF2.8-4.5と望遠側では暗いレンズとなってる点が懸念される点ですが、単玉1本では不便なことも多いので今後入手したい1本です。