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【モバイル機器遍歴】第6回 SHARP Linuxザウルス SL-C3000

第5回に引き続き、今回は第三世代ザウルス、Linuxザウルスを紹介していきたいと思います。

 

第2世代までのザウルスでは独自OSが搭載されていましたが、第三世代ではその名の通りLinuxが搭載されていました。

また、外観も主力機種のSL-Cシリーズでは旧来の一枚板の形状からノートパソコンのような折り畳み型に変更され、電子手帳というより小型パソコンと言える機種となりました。

今までのザウルスシリーズではハードに合わせた独自OSを採用していた事により動作が非常に軽快で安定してるという印象がありましたが、Linuxザウルスでは全体的に動作が遅いという印象がありました。

その反面、Linuxがベースになっているため、Linux上の様々なフリーソフトがザウルスで動くように移植され、ソフトが非常に豊富ではありました。

 

また、標準でMS-Officeと互換性のあるソフト等、パソコンとの連携利用も今までのモバイルツールよりも自然に行えるようになっていました。

 

非常に高機能なモバイルツールではありましたが、携帯電話の高機能化とコンテンツの拡充により外出先でのインターネット環境は携帯電話単体で・・というのが当たり前になってきた時代になってきて、当時はマニア以外はあまり見向きもしなかったという印象があり、2006年に発売されたザウルスSL-C3200シリーズを最後にザウルスシリーズは13年の歴史の幕を閉じる形になってしまいました。

 

実はその後2009年にはザウルスシリーズとは別のLinux搭載のモバイルツールNetWalker」を発売しました。こちらはubuntuをほぼそのままの形を搭載し、Linux向けのソフトウェアの多くも利用できましたが、当時のWindowsXP搭載の低価格なネットブックには対抗できずに1世代のみで後継機が出ることはありませんでした。