【中古カメラノススメ】ジャンクデジカメ、自分流の選び方

ジャンクカメラもだいぶ増えてきましたので、この辺ので自分流のジャンクカメラの選び方を書きたいと思います。重要な順に箇条書きで書いてみます。

Google等で調べることも多々ありますので、スマホ等のモバイル端末を持ってジャンクあさりをしたほうがいいと思います。

 

 

■動作の可否

ジャンク品でも動作の可否は記載されていることが多いですが、記載がなくても店員さんに言えばチェックさせてくれるお店がほとんどです。

但し、チェックは自分で行う形になる場合がほとんどです。

乾電池やメディア、レンズ等のチェックに必要な付属品はテスト用のものがお店にあったり、他の中古品などで試させてくれる場合がほとんどです。

 

■価格

他の同年が近いの同じようなカメラと比べて極端に価格が違う場合は、安い値段をつけている理由があります。

その理由がわからない場合は何らかの問題を抱えてると考えていいので避けたほうが良いでしょう。

 

■外観

自分の場合は外観にはこだわりませんが、落としたり強い衝撃で破損したような形跡があるものは避けてます。

また、バッテリー室や端子類などのカバー類がしっかり閉まるか、スイッチやダイヤル類などの可動部分の動きに問題があるようなものは、実用上支障があるかよく考えてみたほうが良さそうです。

また、箱や付属品などがしっかり揃っているジャンクは丁寧に扱われてたものが多いような感じはします。

 

■発売当時の価格・グレード

古いものでも発売当時の上級機種であればそこそこ良いものが多いと思います。

これもGoogle大先生で調べれば大抵はわかります。

 

■露出モード(コンパクト機の場合)

マニュアル露出シャッタースピード優先・絞り優先で撮影できる機種を選ぶことが多いです。これらが無い機種は当時のエントリー機だと思われますし、撮影の自由度も低いので避けるようにしています。

モードダイヤルに「P・S(T)・A・M」などのモードがあれば大丈夫ですが中にはメニュー画面から選ぶ機種もあります。

 

 

■シャッターの動作(フィルムの場合)

フィルム室のカバーを開けた状態で、蛍光灯などの照明器具にカメラを向けてシャッターを切ってみればわかりやすいと思います。

また、シャッタースピードを大きく変えて速度が変化するかの確認も必要です。

動作していてもシャッター部が汚いカメラは避けたほうが良いでしょう

 

■年式

Google大先生で型番・メーカーで検索すれば出てきます。専用の充電池を使うものの場合、5年以上前のモデルに関してはバッテリーの入手可否も調べる必要があります。

 

■記録メディア(デジタルの場合)

自分の場合はCFとSDカード以外の場合は避けるようにしています。

それ以外のメディアの場合、メディアが入手困難だったり、入手可能なものでも高くついてしまったりすることがあります。

また、SDカード・CFカードの場合、認識できる最大容量のチェックも必要です。発売から10年くらい経過しているカメラの場合、SDカードやCFカードでも最大512MB~1GBしか対応していない場合があるので要注意です。これもGoogle大先生で検索すれば大抵の場合は調べられます。

但し、稀にメディアが付属している場合がありますので、その場合最高画質で数百枚程度撮影できる容量であれば、それで良しとしてます。

 

■バッテリー(デジタルの場合)

単三電池などで動作するものでしたら問題ありません。

多くの機種の場合は充電式バッテリーになっているので、Amazonやロワバッテリーさんあたりで新品で安価な互換バッテリーが入手できるか確認をお勧めします。

また、付属しているバッテリーが膨らんでいる場合は劣化が大きい場合がほとんどなので、要交換です。

 

■電池類(フィルムの場合)

フィルムの場合でもフルマニュアルのカメラでもない限り、大抵何等かの電池が必要になっています。特に30~40年経過しているカメラの場合は現在生産されていなく電池の入手が不可能な場合があります。この場合は代用できる電池やアダプターなどの有無、その価格なども調べておくと良いでしょう。

 

■レンズのスペック

コンパクト機の場合は○○倍ズームと書かれている場合がありますが、スペック表で35mm換算の値を調べてみましょう。

特に古いコンデジの場合は広角側があまり広くない場合があるので注意です。

これもGoogle先生で調べればすぐに分かります。

また、デジタル機で7倍以上の高倍率ズーム機の場合はセンササイズが小さく画質の面で不利なことが多いので、高倍率ズームが必要ない場合は避けたほうがいいです。

 

ISO感度(デジタルの場合)

ISO感度の値が最大でどの程度だか調べてみましょう。

ISO感度の最大値が高いから必ずしも高感度性能が高いとは言い切れませんがひとつの目安になります。

個人的には古いコンデジの場合はISO感度が最大で800、比較的新しい(5年以内)のコンデジなら1600、一眼レフの場合は3200を目安にしています。

また、Google大先生で検索すればデジカメwatchなどのレビューサイトで高感度時のサンプル画像が掲載されてることも多いので参考にするといいでしょう。

 

■画素数・センサーサイズ(デジタルの場合)

個人的に画素数に関しては400万画素以上であればあまり気にしません。逆に言うと画素数が高いカメラが必ずしも画質が良いわけではありません。これは新品でもいえることですが、画素数に騙されちゃう人、多いんですよね。

センサーサイズが1/1.7インチなどの大き目のものは画質が良いものが多いです。

 

 

 

自分がよくチェックするのはこのあたりを中心にチェックします。

あとは用途や撮影スタイルに合わせて本体サイズや重量、操作性、防水機能の有無などもチェックすればいいでしょう。

フィルムに関しては正直なところ知識不足が多いので不十分な面もあると思いますが・・・(汗