どうも世界57億超のSEGAファンの皆さん、こんばんは。
第14回目、今回も安心と信頼の黒ハード、セガのゲームギアを紹介したいと思います。
これも例によって入手したのは21世紀になってからです。
任天堂の名機、ゲームボーイの翌年に発売されたセガの携帯用ゲーム機で、19800円という価格でカラー液晶を採用したゲーム機で当時からのゲームファンでしたら、あの「で、ヨウヘイ君は白黒なの?つまんないね」というライバルを名指しに近い形でけなすあのCMの印象は強いのではないでしょうか?
よく考えるとあの形式のCM、後のセガサターンでは「アンソニーとセガール」、ドリームキャストでは「帰ってプレステやろうぜ!」と続くわけなんですよね・・・(笑)
このゲームギア、中のハードウェアは同社の8ビット据え置き機、セガマークⅢに近い攻勢になっており、国内では発売されなかったがアダプターを介して動作させることもできるようです。
カラー液晶を採用していましたが、STN形式の液晶で非常に視野角が狭く見にくいカラー液晶で、見やすさだけで言えばゲームボーイのほうが優れているようにも思えます。
また携帯機としては致命的な問題がありました。それはバッテリーの持ちでした。単三電池で稼動するのですが、6本も使ってわずか3時間程度しか遊べませんでした。それに対してゲームボーイはアルカリ電池でなんと35時間も遊べたとの事です。
そして重量もクソ重くてゲームボーイの220gに対して368gと1.5倍以上の重量で大きさも非常に重いため、携帯性も悪かったのも敗因のひとつかもしれません。
更に追い討ちをかけるようにソフトも人気作に恵まれず、後に様々なバリエーションモデルを展開するものの、結局はあまり売れませんでした。
個人的にはペンゴが移植されてるのが羨ましかったんですが(笑)
そして、最後にゲームギアを3D化しようとされた勇者のような方がいらっしゃいましたので、その方の動画を貼っておきます。