シャープが発売したファミコン互換機。互換機とは言っても任天堂ライセンス商品で発売当時は大ヒットした。
本家ファミコンとの違いは無駄にでかい・・・・ではなく、ディスクシステムのドライブが内蔵されており、単体でディスクシステムとROMカードリッジのソフトが動作するようになっています。
ドライブ自体は任天堂の発売するディスクシステムと同一のもので、現在中古やジャンクで出回っているほとんどはベルトの経年劣化によりディスク版のソフトが動作しないものが多いが、ROMカードリッジは問題なく動作するものが多い。
ディスクとROMカードリッジの切り替えは物理的なスイッチで行い、ディスクに切り替えている場合はROMカードリッジ側は差込ができないようにロックがかかるようになっているため、両方の同時使用はできない。
ツインファミコンはいくつかのバリエーションがあり、自分が所有しているのは前期型だが、後期型にはパッドに連射機能がついている他、ディスクシステムと拡張音源のバランス・ノイズフィルターなどの違いがあるようです。
そして、ツインファミコンが今でも中古市場で人気のある理由としては映像出力がRF出力ではなくビデオ出力になっていて、端子も専用端子ではなく普通のRCAピンプラグになっているため、テレビとの接続が容易で本家ファミコンとくらべて画面もきれいであるため、ディスクが動作しないジャンク品でも通常のファミコンよりも高い値がつけられていることが多い。
個人的には無駄にでかいという点を除けばニューファミコンより安価で売られていることも多いので、ディスク不良でも中古で安く売られていればROM専用機としてはアリだと思います。