【我が家のゲーム機紹介】第3回 バンダイ TVジャック1000

1977年にバンダイから発売されたゲーム機で、ゲームは本体に内蔵されたゲームしか遊ぶことのないゲーム機で当時のテレビゲームというとこの形態がほとんどでした。

 

ゲームの内容も4種類内蔵されていますが、どれも似たようなゲームで本体に付いているパドルを操作しボールを打ち返すだけのゲームばかりだと思います。

詳細な資料が見当たらないため、推測ではありますが当時のゲーム機はまだCPUを使っておらず電子回路で作られたゲームになっておりますので、複数のゲームが入ってもすべて同じようなゲーム機ばかり・・・というは仕方ないところです。

 

コントローラーは本体に埋め込まれているパドルのみで、ゲームの選択などはすべてスイッチ操作で行います。TVとの接続はRF端子による接続になっておりますので、アナログチューナーが内蔵されていないテレビでは使用することはできません。

 

その後、バンダイでは1978年までのわずか2年間で7機種ものTVジャックシリーズを発売しまし、最終モデルではCPUを内蔵したカセット交換式ゲーム機も発売されましたが6万円近くという非常に高価なものになってしまい、ソフトも6本しか揃えられず失敗に終わり、1994年のプレイディアまでバンダイ据え置き型ゲーム機を作ることはありませんでした。

 

しかし・・・・「バンダイのゲームに当たりなし」とはよく言われますが、まさか1970年代から続いていたとは・・・・(爆