【所有カメラの紹介】【追記2あり】第25回 アクションカム CYBEREYES CAV-88

昨日、最終回を宣言したはずなのに、何故か第25回を書いてるわけですが・・・。

 

今回紹介するのはスチルカメラではないですが、アクションカムです。

実は数日前にホームセンターで9500円のアクションカムが売られていまして、これってどうなんだろう・・・とネットで調べてたところ同型のものをAmazonマーケットプレイスで3400円で出しているところを見つけてしまい衝動買いしてしまいました。

複数のメーカーからOEMと思われる付属品なども含めて同じ構成の商品が出ていまして、YAMAZEN

 

やRAMASU RA-CAM01も同じ製品だと思われます。

 

まず、レンズのスペックもセンサーサイズも挙句の果てには画素数も記載されていませんでした(笑)唯一書かれていたのは画角が120度とだけしか情報はありませんでした。

画角も本当に120度あるのか怪しいところでしたのでフルサイズ一眼(6D)と超広角レンズの組み合わせで比較してみたところ、35mm換算で約18mm≒100度くらいでした。

その上、レンズ部に表記されてるレンズのスペックもおかしいです。9.3mmF3.1と書かれていました。これがもし本当だとしたら換算2倍にも満たないわけで、フォーサーズより大きなセンサということになります(笑)

 

画質に関しては正直価格相応かな?というところです。比較的明るい部屋での撮影でもかなりノイズが入ってしまいますが、屋外であればそこそこ見れる画質にはなります。

サンプル画像に関しては後日色々撮影して上げてみたいと思います。

 

そしてなにより驚いたのは動画の記録形式であります。720pのHD画質とはカタログスペックでも表記されていますので、良しとしますが、圧縮形式がまさんのMotion JPEGでした。そして音声が11khz16bitというAMラジオ並みの音質になります。

まぁ、元から音なんかは期待していませんでしたが、ここまで低いサンプリングレートで記録されているとは驚きました。

 

ここまで文句しか書いてないような気もしますが、良い点もあります。

まず単純明快な操作系です。ボタンは側面に写真・動画・ドライブレコーダーモードと3つのモードがスイッチで切り替えられるようになっております。このカメラの場合は動画以外で撮ることは少ないと思いますので、これは分かりやすく誤って切りかにくくいいと思います。

そしてボタンは電源と録画ボタンの2つだけ。あとの操作はタッチパネルだけです。

ただタッチパネルはあまり反応が良くなく最小限の映像確認ができる程度と思ったほうがいいかもしれません。

そして充電はミニUSB端子による充電です。いまどきミニUSBって・・・というのはありますが、USBで充電できますので、バッテリーの持ちがあまりよくない(連続稼動80分)このカメラにはモバイルバッテリーの組み合わせで充電できるのは非常に良いです。

 

そして一般的な三脚等が利用できることもアクションカム的には大きなメリットです。本体には三脚穴がないのですが、付属品の前面を保護するシールド(カバー?)と水中カバーと防水ケースにそれぞれ三脚穴がありますので、そのどちらかを装着すれば三脚等で使用することができます。

 

また低価格ながら付属品が非常に豊富なのも特徴のひとつです。主な付属品を紹介していきたいと思います。

 

■シールド

前面保護カバーになっており、これを装着することで安っぽさ5割増になります。

またこちらには三脚穴が備えられているので、コンパクトに使いたい場合はこちらを装着して使うと良いでしょう。

 

■ヘルメット装着アタッチメント

正直使い方がよくわかりません。付属のベルトがやたら短いでですし、どうやってヘルメットに固定するのかわかりません。ただ加工してほかの用途で使えそうです(笑)

 

■自転車装着アタッチメント

自転車の丸いパイプ?に装着して固定できるそうですが、私は自転車を所有していないので試していません・・・。関係ないのですが、今折り畳み自転車がほしいと思ってるわけですが

 

■水中撮影ケース

カタログ表記で水深3mまでOKだそうです。いままでのスペックの怪しさを考えるとあまり過信はしないほうがよさそうですが・・・・

操作は電源と録画開始・解除のみケースに装着したまま行えるようになっています。

 

■車載マウント・シガライターケーブル

ダッシュボードやフロントガラスに装着できる吸盤式のアタッチメントになっています。先に紹介したシールドと併用して装着して使う形になりますが、このシールドは上下左右対称の形状になっているので、上下逆にして吊り下げるような形でマウントすることも可能です。

また、この付属シガライターケーブルを接続すると接続した状態で撮影ができますが、一般のUSBケーブルですと転送モードになって撮影はできないので、もしかしたら充電専用ケーブルと一般のケーブルで判断してるのかもしれません。

(私は充電専用ミニUSBケーブルを保有していないので判断できません)

 

■USBケーブル

ごく普通のミニUSBケーブルです。PCと接続するとリムーバブルドライブとして認識されPCからファイル操作が行えます。またWebカメラとして使える機能もあるようですが未検証です。

 

色々と問題のあるカメラではありますが、価格を考えれば簡易的なアクションカムとして必要な機能は一通り満たしており工夫次第では面白い使い方もできそうです。

自分はケーズデンキで見つけた自転車用のマジックテープのバンドによる固定するアタッチメントを流用してザックの肩紐に装着できるようにしてお散歩や登山動画の撮影をしてみようかなぁ・・・なんて思っています。

 

 

 

 

 

 

 

あれ・・・これの記事を「所有カメラ紹介」シリーズで書いてしまったということはビデオカメラもOKですよね?それならあと2回記事を書けますね(爆)

 

【追記】

日中の晴天の日に撮影した画像をアップロードしてみました。

http://youtu.be/3r2bNKEw0w8

 

【追記2】

まず重要な点ですが、SDカードの相性問題が発生しました。

このカメラ用として用意したKINGMAX製32GBマイクロSDカードはカードエラーが頻発して、使えないどころか一度撮影したデータが無条件で削除されるという現象が発生しました。なお、IO-DATA製8GBではこのような問題は発生していません。

(電源を入れたときにカードエラーと表示されカード内のデータが無条件で全消去されてしまいますのでご注意ください!)

重要な撮影の前には撮影・再生やカードの脱着、PCでの再生などの操作を行い充分に検証した上での使用をお勧めします。

 

 

あと、近状ので撮影し、PC上で手振れ補正を行った動画をアップロードしました。

補正を行っておりますが、曇り空で山の中で暗い場面も多く、カメラぶれも非常に多く、カメラにとっては不利な条件がそろっている環境下での撮影映像です。

youtu.be

 

バッテリーでの連続撮影時間は実測で約1時間というところでした連続撮影ですと、液晶オフの状態が続くためカタログスペックの80分程度は撮影できるようです。(75分連続撮影でカード容量オーバーで止まってしまい充分なテストはまだできていません)