【所有カメラの紹介】第20回 コダック ディスクカメラ disc4000

1982年に発売された小型カメラで非常に珍しいディスク状のフィルムを使ったカメラです。

このディスクフィルムのおかげで非常にカメラが小型軽量にできており、カメラ本体も今のデジカメのように非常に薄くできております。

フィルムはフロッピーディスクやMDのようにカードリッジに収められており、そのままセットするためフィルム交換も容易であったというメリットもあります。

 

但し、1コマのサイズが8.2×10.6mmと非常に小さいため、画質の面でも問題があったため、2~3年で店頭から姿を消したと言われています。

 

そのため、ISO感度はISO200のフィルムしか発売されておらず、プリント料金も通常の35mm判と比べて割高になっていたそうです。

 

フィルム自体も1998年に製造終了されていて、現在、このフィルムを現像できる現像所も無いため、今現在ではこのカメラは残念ながら使用できません。