【所有カメラの紹介】第4回 富士フイルム コンパクトデジタルカメラX10

さて、立て続けの富士フイルムシリーズ、今回は第2回で紹介したX100sの弟分にあたるX10です。

 

外観はX100シリーズ同様にクラシカルな外観のボディーに2/3型センサー、7.1-28.4mmF2.0-2.8(35mm換算28-122mm)のズームレンズを搭載したコンデジです。

X100と異なりセンササイズが小さい代わりに4倍マニュアルズームレンズを搭載しており、一眼レフやミラーレスカメラ同様にレンズ部のズームリングを回してズームを行うようになっておりますので、素早く思い通りの画角にできますので使っていてストレスはありません。

 

また、露出操作に関してはモードダイヤル+電子ダイヤルと、今のデジタルカメラでは標準的な操作になっており、特に迷うことはありませんが、X100シリーズとは異なりファインダー内に情報の表示がありませんので、背面液晶で確認する必要があるのはX10の欠点です。後継機のX20ではファインダー内の情報表示があるのでちょっと羨ましいです。

 

レンズ部にはフィルタ類が取り付けられるようにはなっていますが、40.3mmと非常に特殊なものです。自分はAmazonで購入した市販品の40mm-52mmのステップアップリングを装着してフィルタ類を使用できるようにしてあります。

52mmですと低価格な市販品も多くありますし、手持ちのものもいくつかありますので汎用性もありお勧めです。ただ純正レンズキャップが装着できなくなるので、市販のレンズキャップを使うようになるのは欠点かもしれませんが、自分は純正レンズキャップが好きではないので好都合です。

 

一眼レフなどの本格的なカメラに近い感覚でできるコンデジとしては珍しくズームレンズを搭載しており、一眼レフを普段使ってる人のサブ機としても、写真初心者向けの入門機としても使いやすいカメラだと思います。