【最近買ったもの】カロッツェリア サイバーナビ AVIC-ZH0007

最近購入したクルマにサイバーナビ AVIC-ZH0007を買いました!

とは言っても取り付けてまだ2日しか使用していませんが、多機能っぷりに驚きっぱなしです。

価格も自分の購入価格では128000円(取付工賃別)でしたが、kakaku.com最安値では10万を切っているところもあるようですね。ちょっと昔だったら下位グレードの楽ナビよりも安い価格ですね。

 

まだこのクルマで長距離の走行をしていないので、ナビ機能の紹介はまだ後日としてAV機能の紹介をしておきたいと思います。

まず、このナビの最大の欠点はUSBやAUX入力が背面にしかありません!ですので、特に自分で取付やデッキ脱着をやらない人は、出来るだけ純正オプションのHDMI・USB・外部入力の各コネクタの延長ケーブルも一緒に購入し、グローブボックス内とか扱いやすい場所まで引き回してもらっておいたほうがいいでしょう。

HDMIは抜け止めの関係、AUX端子は一見普通のミニジャックですが映像信号を含む4ピンミニジャックですので、市販のミニジャック延長ケーブルだと映像を使うことができないようなので注意が必要です。

では、各機能を軽く紹介したいと思います。

 

■ミュージックサーバー

100GBのHDDを搭載しているので、標準設定で約12500曲を取り込むことができる他、ロスレスでの取り込みも可能でこちらの場合は約2500曲を保存できるようです。

また、SDカードを使い、専用ソフトを使うとパソコン上にある音楽ファイルも内蔵HDDに保存ができるようです(自分はまだ試していません)

一つ気になる点はCD再生時に自動的にリッピングが始まるのですが、リッピング中は、リッピングの済んでないトラックは再生できないようなので、CDを挿入してすぐに5曲目を再生したい。というのは自動録音をONにしていると出来ないようです。

 

■テレビ機能

テレビは12セグの地デジチューナーを搭載しています。

感度はかなり良好で、前のクルマで使ってたポータブルナビでワンセグ視聴が困難な場所でも12セグのフルセグで安定してしっかり受信ができました。地デジが受信できない場所に移動すると自動的にワンセグに切り替わりますが、映像や音声が大きく途切れたり飛んだりすることなく自然に切り替わるのは素直に凄いと思いました。

また、データ放送にもしっかり対応してます。

 

■DVD再生

特に特記することはなくごく普通のDVD再生機能です。

本編自動再生機能が搭載されているので、挿入後メニューが表示されるディスクでも自動的に本編が再生できるようになっています。

 

iPod対応

背面USB端子に繋ぐだけで何もせずに認識し、使用することができました。自分はiPodTouch 32GBにほぼ目一杯曲を詰め込んだものでテストを行いましたが、動作がややもっさり気味で、スクロールは上下ボタンを連打する必要があり、大量に楽曲が収録されてると曲を探すのに一苦労です。

 

HDMI端子・LinkWith機能

HDMI端子は一般的なビデオカメラやスマホ等を接続できます。

また、対応スマホの場合は対応アプリと組み合わせに限りますが、スマホの操作をナビのタッチパネルで行うことができます。

スマホ接続用の純正の接続用ケーブルセットは安価なので、そちらを使用することをお勧めしますが、市販品のHDMIケーブルでも大丈夫なようです。

 

■通信機能

全ての機能を使用する場合は専用通信モジュールが必要になりましす。(価格26500円・3年間の通信量込み)

ただし、CD取り込み時のCDDB接続(新譜CDの曲名などの取り込み)やスマートループ機能はBuletoothのDUN通信(ダイアルアップ接続)に対応した携帯でも接続できます!

・・・・とは言えDUN通信に対応しているのは、旧来型のガラケーばかりでスマートフォンで対応している機種がほとんどありません。

そこで、メーカー保証外ではありますが、Androidスマートフォンの場合はDUN接続をエミュレートできるアプリがいくつかありますので、そちらを利用すれば接続可能なようです。

自分は有料アプリですが、「BuleDUN」というアプリを使ってますが、今の所問題なく接続できています。こちらは接続時間が制限されているお試し版もあるので、まずこちらでテストをされてから有料版という手もアリだとは思います。

 BuleDUNトライアル版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bluedun&hl=ja

 

■AUX入力

AUX(外部入力端子)は背面のみで、前面パネルには端子が無いので注意が必要です。

AUX端子はミニジャック端子ですので、音声のみなら市販ミニジャックケーブルでも大丈夫なようですが、4ピンの映像信号も扱えるタイプの端子なので、AUX機能を使う可能性があるのであれば、純正AUX延長ケーブルでグローブボックス内などの邪魔にならす、アクセスしやすい場所に引き回しておくと良いでしょう。

 

■オーディオ全般(プロセッサ・アンプ等)

内蔵プロセッサはこの価格帯にしては非常に良いものを搭載しておりますが、本格的なシステムを組むのには適していませんので、ハイエンドオーディオとして組む場合は正直この機種では不十分です。

調整機能は各スピーカーの距離を設定し、自然な音を作り出せるタイムアライメント機能が搭載されています。但し、フロント2Wayのマルチ接続などの本格的なものには対応していないのは若干残念なところです。

イコライザーは13バンドイコライザーを搭載しており、このクラスにしてはかなりきめ細かい調整機能が搭載されています。

アンプは50W 4chの標準的な仕様のものが搭載されていますが、外部出力がサブウーファー用1系統のみなので、外部アンプを使用した本格的なシステムへの発展には難があります。

若干難しい用語が並んでしまいましたが、上級オーディオ並みとまでは行きませんが、内蔵アンプを使用した一般的なカーオーディオとして見るとかなり優れた能力を持ってます。

 

 

しかし、これだけの性能を持ったナビが128000円で購入できるとは驚きです。

ナビの予算は5~6年前の価格で考えていたので、最低限のナビのつもりで、取付費用・取付キット・オプション込みで15万程度の予算で考えていましたが、これだけの予算で上位機種を揃えられるとは驚きでした。今度のクルマでは本格的なオーディオは絶対に組まないつもりなので、外部アンプやマルチ接続には適さないので、オーディオ沼への入り口は塞がれているこのナビはちょうど良い機種でした。