【デジタルガジェット遍歴】PalmOS搭載・シャープMIザウルスなど

以前パソコンショップに入社したての新人の頃のお話ですが・・・入社早々仕事でドコモ版モバイルギアを使ってたりと変態デジタルガジェットマニアの腕を買われ、店長から「PDAコーナーを本格的に立ち上げるから担当やってよ」と言われ、担当をやってたのですが・・・。

まず、当時は全社的にもPDAってなんなの?という状態でしたので、担当は勉強用に通常の社割の半値くらいの価格で斡旋してくれるというお話でしたのですが、対象機種がシャープのザウルスMI-P1(だったかな?)とPalmOS搭載のVisorデラックスの2機種でどっちにしようなか・・・と迷った挙げ句、両方申し込みました(爆

 

そして、PalmOSの軽快さ、安定製に惚れ込みしばらくメイン機で使ってました。まずOSがシングルタスクのシンプルなOSで、ハード的なスペックもザウルスやWindowsCE機と比べて大きく劣るスペックでしたが、単4電池2本で1ヶ月動き、国内外の豊富なフリーソフトが揃っており、ソフトで困ることもまず無く、タッチパネルのみの入力になりますがグラフティーという洗練された入力システムが備わっており、文字入力も非常に快適でした。

その後、便所で落として液晶を割り、発売されたばかりのPalm m100を購入し、その後はソニーの初代クリエ(モノクロモデル)などを相次いで購入しました。

 

ただ、そんな中、PalmOS搭載機は万能ではなく、ひとつだけ致命的な問題がありました。

それは、単独でのインターネット接続ができないことでした。

そこでサブ機として斡旋価格で買ったザウルスの登場です。当時としてはPCに近い感覚で使えるブラウザで、レイアウトが崩れるとかの問題も少なく当時のモバイルでのWebブラウザを搭載し、更にCFカードスロットも搭載していましたので、CFカード型PHSカードを購入しネット端末として使ってました。今思うとスマホにかなり近い使い勝手だったかもしれませんね。

 

そして、当時勤務してたパソコンショップでは会社の指示で色んなオプション類も在庫で置くように指示され、マニアックなPalmOS向けの周辺機器を色々仕入れて不良在庫を量産してしまいましたが、同時に会社の景気も悪くなり、人員を大幅に削減するというときに、PalmOS周辺機器の不良在庫を置き土産に退職しました(爆