【雑記】Android搭載ゲーム機、GPD XD Plusを弄ってみてます。

とりあえず、GPD XD Plusを快適に使うために自分の使いやすいようにカスタマイズしてみました。

 

・まず基本的なところから・・・

まず、標準搭載されているホーム画面がゲームプレイを前提としたものでいまいち使いにくいので変更です。一般的なUIのランチャもプレインストールされてますが、折角なので普段使っている「NovaLauncher」をインストールしてみました。

横画面で使うのは初めてですが快適に利用でき、挙動がおかしいこともありますがゲームパッドからの操作もできています。

あとは日本語入力環境。こちらは月額契約をしているATOK Passportをインストール。

 

・折角なのでエミュレーター

エミュレータはプレインストールされてますが、イマイチ使いやすくないのでGooglePlayでダウンロードできるエミュレーターをいくつか見繕ってインストール。

8/16ビット世代のゲーム機のエミュレーターが快適に動くのはもちろんですが、PS1エミュレーターも快適に動いてくれてます。折角なのでいくつかのゲームをイメージ化して入れてみましたが違和感なく快適にプレイできてます。

また、パットはPS3用やXBOX互換品(設定で選択可)で認識されるので試した範囲で全てのエミュレーターでは特に設定をせずに操作可能でした。

 

・動画配信サービスのクライアントも一通り・・・

クラムシェル型の端末ですので机に置いて動画を見るのにも適していますので普段利用してる動画配信サービスのクライアントアプリも一通りインストールしてみました。

画質も音質も良好で動画鑑賞用にも使いやすい端末です。

 

・使えないor使いにくいアプリも・・・

横画面を前提としたクラムシェル端末なので、縦画面のみに対応してるアプリに関しては動作しますが非常に使いにくくなりますので注意が必要です。

また、ポケモンGOに関しては「OSのバージョンが非対応、もしくはROOT化等が検出された」という旨のメッセージが表示され起動できませんでした。一応確認してみましたが、Root化がされているかチェックできるアプリで確認されてましたが、root権限は取得できない状態になっているので・・・他の何かが引っかかってるのでしょうか?

確認はしてませんが、他にもroot化チェックなどが厳しいゲームアプリ等は動作しない可能性もあるということですね・・・。

 

 

ゲームプレイを前提としたクラムシェル型の端末ですが、中身は普通のAndroid端末。やはり、自分の使いやすい環境にカスタマイズできるというのは便利ですね。

欲を言うとすればLTE対応モデルがあれば欲しいくらいです(笑)

 

【最近買ったもの】Android搭載ゲーム機 GPD XD PLUS

 最近、Whatskoというメーカーから発売されたAndroid7.0搭載ゲーム機がちょっと気になっていまして色々調べてみましたが・・・

 

 こちらを調べてみると、価格は19800円と比較的安価なのですが、RAMが2GBであったり、SOCが今回購入したGPD XD Plusと比較すると若干劣る点と、Googleの認証を取得していないため、GooglePlayをはじめとするGoogleアプリが利用できない点です。

以前であればGooglePlay非搭載の機種でもAPKを用意してインストールすれば利用できてたのですが、最近はその辺が厳しくなっているようでその手も通じないと思われます。

エミュレータでのゲームプレイのみであれば、こちらを選択するのもアリかと思いますが・・・。

 

そして今回購入したのがこちらです。1年以上前の2018年1月に発売された機種ですが、写真の通りクラムシェル型のゲーム機で、こちらはSOCにMTK8176というタブレット向けの6コアのCPUが搭載され、RAMは4GBとなっています。

価格は29800円と若干高めですがGooglePlayが使える点とRAMが4GB搭載されていることを考えるとこちらのほうが良いかな?と判断しました。

 

・とりあえず開梱してみる!

本体付属品は簡易的な1枚ペラの説明書とUSB ACアダプタ。そして販売元で付けている付属品はiPhone付属のものに酷似したイヤホンとHDMIケーブル、ハードケースなどの小物類が付属してきました。

外観は3DS LLに似た外観で重さは300g。コネクタ類は背面にイヤホン、HDMI、マイクロUSB、マイクロSDスロットがありました。

 

・とりあえず初期設定

電源を入れてみると、Androidの標準的なセットアップ画面は無く、いきなり通常のロック画面・ホーム画面が表示されました。

まず、初期状態では画面の回転がオンになっているため、横画面固定に設定しました。こちらは通知領域より簡単にできました。

続いて標準言語が英語になっていますが、こちらも日本語に設定します。設定画面は標準的なAndroidそのものですので、難しいことはありません。併せてタイムゾーンも「東京」に設定することも忘れずに。

そして、入力システムが英語にしか対応していないので、GooglePlayでGoogle日本語入力などのアプリを入れておく必要もあります。

この当たりは普通のAndroid端末と変わりませんので、Androidの設定に慣れている人であれは特に迷わずに出来ると思います。

 

・プレインストールアプリは・・・

まず各種対応のエミュレータとして、「ワンダーロイド」と「RetroArch」の2種類がプレインストールされています。前者は起動すると違法なダウンロードサイトへの誘導されるもので非常に怪しげなものです。後者はPC等でも幅広く使われているもので比較的安心できるものですので、プレインストールのエミュレータアプリを使うのであれば後者でしょう。

ただ個人的には「RetroArch」はいまいち使いにくいので、GooglePlayにあるエミュレータアプリを色々と試してみようと思っています。

※追記 販売元によってプレインストールされているファイルが若干異なる場合があるようです。

 

・それ以外のアプリは・・・

端末の形状的に横画面固定で使うことになりますので、横画面に対応したアプリであればほとんどのアプリは問題なく使えそうです。

ゲームやエミュレータアプリに関してはジョイパットなどのコントローラーに対応しているものであれば特に設定せずにそのまま使えそうです。また、パット非対応のアプリでもパット操作を画面タッチに割り当てる設定ができるのでアプリによっては有効に使えるかもしれません。

また、ゲームだけではなく動画鑑賞にも適しています。試しに普段使っているdアニメストアのアプリをインストールしてみましたが、非常に快適に視聴できました。音に関しても音質に関しては高音質とは言えませんが音量を大きめにしても不快な音割れなどはなく、セリフなども聞き取りやすく、内蔵スピーカーとしては大きな不満はありません。

 

・総評

横画面固定のクラムシェル型なので使うアプリは選びますが、ゲーム機としてだけでなく、通常のAndroid端末としての使い勝手も良くお勧めできます。

実売3万円弱という価格はちょっと迷いましたが全体的に使い勝手もよく買って正解でした。

 

 

 

 

 

【ジャンクオーディオ】AIWA ヘッドホンステレオ HS-PS008

先日、メルカリを眺めてたら、AIWAのHS-PS008というモデルが出品されていましたので買ってしまいました。

 

こちらの機種・・何が凄いのかというと、ぱっと見た目はプラスチック筐体の安っぽいヘッドホンステレオですが・・・・。

Photo(HS-PS008)

よく見るとリモコンが付いてます!

今回入手したものは本体のみでリモコンのほうは付属していませんけれど(笑)

 

こちらの本体、廉価機にしては珍しいリモコン付属タイプで、本体側もフェザータッチによる操作になっています。

この手の機種は大抵通称ガチャメカ式、ボタンを押し込んでその力で内部のメカが動く方式になってますが、こちらは電子制御方式になっています。

 

それ以外は割り切られた廉価機です。重低音機能はS-BASS機能が搭載されていますが、オンとオフの2段階のみになっています。ドルビーBには対応していませんが、ハイポジ・メタルテープ再生に対応しています。

ヘッドホン出力はアイワにしては控えめの5mW+5mW。その代わり、単三アルカリ電池2本で連続再生24時間の長時間再生ができるようです。

 

そして、実際にテープを再生してみると驚きました。廉価機らしくない癖の少ない素直な音質で、高音域もしっかり出ており素晴らしい音質でした。ワウフラも普通に聴いている分には気にならないレベルで非常に気持ちいい音がします。

 

そして、この機種のことを調べようと過去のWebサイトを見ることができる「Internet ArchiveWayback Machine” 」というサービスで、この機種が発売された2000年当時のアイワのWebサイトを開いたところ、製品情報にはポータブルカセットプレーヤー(レコーダー)だけで12機種もラインナップされていました。 

 

そして気になるのはこの機種の価格。いくらくらいで販売されていたのでしょうか?オープンプライスとなっているので、価格の表示はありませんが、ノジマオンラインのサイトでこの機種の商品ページが残っているようで、こちらには「3280円」と書かれていました。こちらの価格が最後の在庫処分価格なのか通常売価なのかは不明ですが、フルロジックコントロールでこの価格は驚異的ですね。

https://online.nojima.co.jp/4905524159684/1/cd/

ちなみにこの機種と同時発売のガム型電池付きのモデル「HS-PX300」という機種が定価が「8800円」となっていましたので・・・・。恐ろしいコストパフォーマンスですね。

 

しかし、それでもちゃんと「音」に関しては手抜きなしのしっかりとした音を聴かせてくれるあたりが流石「アイワ」といったところですね。

【AV機器】Amazon FireStickTVを購入しました。

先日、AmazonのタイムセールにてFireStickTVが3980円でしたので、うっかり買ってしまいました。

過去にdTVターミナルやChromeCastなどの同種の製品を買って結局使わずにいるのに・・・・どう見ても馬鹿ですね(笑)

 

 

新登場 Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

新登場 Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

 
Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属

Fire TV Stick 4K - Alexa対応音声認識リモコン付属

 

 

今回購入したものはフルHDまで対応のモデルを購入しました。値引きなしで4980円という価格です。GoogleのChromeCastと同じ価格ですが、ChromeCastはスマホから操作する仕様なので本体と電源アダプタのみの付属ですが、FireStickTVのは音声認識対応のリモコンが付属しているので、単体で利用できるのが大きなポイントです。

 

■付属品チェック~初期設定

Amazonらしいシンプルなパッケージに入っているのは本体の他にはACアダプタ、電源給電用のUSBケーブル、リモコン、リモコン用電池、HDMI延長ケーブルです。

HDMI延長ケーブルは非常に短いもので、スティック状の本体をそのままHDMI端子に刺すと邪魔になる場合はこのケーブルを使うとテレビ裏にぶらさがるような形で使えるようになります。

テレビに繋ぎ、テレビの電源を入れ、入力切替で表示させるとまず表示されるのが言語設定、続いてWiFi設定になり、このあたりは特に迷わずに設定できるようになっています。初回起動時はアップデートの確認などで多少時間がかかります。

 

■リモコンが素晴らしい

付属の音声認識対応リモコンはAmazonスマートスピーカーで採用されているものと同じアレクサに準拠しており、Amazonプライムビデオで配信されているコンテンツに関してはリモコンのマイクボタンを押しながら作品名を言うだけで検索されるようになっています。

音声認識Amazonコンテンツのみ対応のようで、dTVやHuluなどの他のコンテンツでは音声認識では利用できないのが残念なところです。

 

■対応コンテンツの多さにびっくり。

Amazon以外のコンテンツはアプリを追加することで視聴できますが、日本国内の主要な動画配信サービスに対応しているようです。

ざっと見た感じ、TVer、FOD、AbemaTV、ディズニーシアター、バンダイチャンネル、dTV、dアニメ、Hulu、GYAO!、ビデオパス、U-NEXT、TSUTAYA TVNETFLIXニコニコ動画、ビデオマーケットなどのアプリがあるようです。

他にもゲームなどの色んなジャンルのアプリがあり驚きです。

 

■リモコン

コンパクトでボタン数は最小限に絞られており、非常に使いやすいものになっています。また、テレビの電源、音量、ミュートのボタンが用意されており、テレビの基本操作も行える点は非常に便利です。

また、Amazonコンテンツ視聴時は音声認識で早送りなどの細かな操作ができるのも便利です。例えばオープニングを飛ばすために「1分30秒早送り」などと話しかければスキップできるのはちょっと便利ですが、こちらもAmazon以外のコンテンツではうまく動作しないようです。

 

■総評

リモコン単体でテレビの電源を入れるところから操作できるので非常に便利です。Amazon製品ですのでAmazonコンテンツとの相性はもちろんですが、AbemaTVがテレビ放送感覚で使えるのでこちらも使いやすいと思います。

動作ももっさりする事もあまりなく快適で、音声認識Amazonコンテンツのみという制約があるものの価格を考えれば使い勝手は非常に良くお勧めです!

【ジャンクオーディオ】パニオニア CDレコーダー PDR-D5

先日、栃木県エリアのハードオフを巡回していた所、手頃な価格で「CDの録音・再生できました」と書かれたCDレコーダーがありましたので確保しました。

実は・・・人生初のCDレコーダーです。

 

・CDレコーダーってなに?

とある人に「CDレコーダー?そんなものあるんだ。知らなかった」と言われました。衝撃でした。CDレコーダーの存在ってここまで薄いものだったんですね(笑)

一般的にCD-Rに音楽を書き込むのはPCでやるもの。というのが一般的ですが、まだCD-Rドライブがパソコンに標準搭載される前の1998~2000年頃にかけて各メーカーがオーディオ機器としてのCDレコーダーを発売してました。

外観は通常のCDプレーヤーとほぼ同じです。MDレコーダーやカセットレコーダーと同じような感覚で録音できるもので、1998年発売当初は広く普及することが期待されてましたが、1998年頃あたりに様々なオーディオメーカーから発売された後、3年後の2000年を境にほとんど見かけなくなりました。

ただ、完全に消滅した訳ではなく、TEACからは現行機種として今でも販売されている他、レコード・CD・カセット一体型の簡易オーディオでCDレコーダー搭載のものが現在でも販売されています。

 

・今回購入したレコーダーは・・・

イオニアのPDR-D5という機種です。1999年に発売されたパイオニアでは国内向け民生向けレコーダーとしては2機種目のモデルです。

シンプルなCDレコーダーでアナログ入出力1系統、デジタル入出力2系統を備えているオーソドックスなもので、CD-RとCD-RWに対応しています。

また、当時のパイオニアのデジタル機器に搭載されていた高音質化技術のレガートシンクコンバージョンも搭載しているので、CDプレーヤーとしても期待できそうなので今回購入しました。

 

・実際にCDに録音してみました。

実際に録音してみた感想は・・・・けっこう不便なメディアですね(笑)

まず、CD-Rは書き込みが1度しかできないメディアですので、録音は一発勝負です。

録音レベルが高すぎてクリッピングが発生したら終わりです。

録音に失敗した部分はトラック単位でスキップIDというのが設定できるため、スキップIDを認識できるCDプレーヤーであればその部分は飛ばして再生してくれますが、対応してないプレーヤーですとその部分も再生されてしまいますので、実質トラック単位の消去はできないものと考えたほうが良さそうです。

また、トラック分割はCDなど音源をデジタル入力している場合は元々の音源と同じようにトラック分割されますが、アナログの場合は曲間を感知できないことも多く、手動でトラック分割する必要があります。この辺まではMDなども同じですが、CD-Rでの制約はトラック分割は録音中にリアルタイムでトラック更新ボタンを押して分割してあげる必要があり、録音後に後からトラック分割などの編集は一切できません。

また、CD-RW使用時もこの制約は変わらず、CD-RW使用時も消去は全曲消去しかできません。

普及しかなった理由、使ってみてよくわかりました(笑)

しかし、オーディオ機器だであって録音品質に関しては良いですね。PCでの録音に比べて良好な音質に聞こえます。

 

・PCを使ったCD書き込みと比べてメリットは・・・・

正直、ないと思います(笑)特にデジタル録音時に関しては。

ただ、アナログ録音の音質に関しては良いので、アナログ音源を高音質でデジタル化する場合は選択肢としてはアリかもしれませんが、使い勝手が悪すぎます(笑)

また、CDレコーダーの制約としてはデジタル録音したCDにはSCMSによるコピー禁止信号が付加されますので、CDレコーダーでデジタル録音したCDは、そこからMDなどの他のメディアにダビング(コピー)することができません。

それに対してPCで書き込んだCD-Rの場合、PCはオーディオ機器ではないのでSCMSによるコピー制限の影響を受けませんので通常の市販CDと同じように扱うことができます。

 

・CDプレーヤーとしての音質は良好。

再生時はパイオニアの高音質化技術、レガートシンクコンバージョン機能によりCDには収録できない20khzを超える高音域を復元する技術が搭載されていますので、音質に関してはかなり良いものだと思います。

 

使ってみて、CD-R自体の制約が大きく、使い勝手の面ではMDと比べて劣りますが、音質に関しては非圧縮のリニアPCMですので文句なしのレベルだと思います。

CDレコーダーが民生用に発売されるようになった1998年頃のパソコンではHDDの容量も数ギガ程度と非常に小さく、CD同等のリニアPCMの録音データを扱うには負荷が大きくCDレコーダーの存在意義も大きかったとは思いますが、PCの性能が大幅に向上した現在では専用機を使うメリットは皆無だと思います。

 

【ジャンクオーディオ】dbx Type2ノイズリダクションユニット dbx Model222

今回入手したものは米国dbx社が1981年に発売したノイズリダクションユニット、Model222です。

 

dbxノイズリダクションとは

通常、一般的なカセットデッキではノイズリダクションとしてドルビーNRが搭載されていることがほとんどですが、1980年前後は様々なメーカーが独自のノイズリダクションシステムを開発していました。そのなかの一つが「dbxノイズリダクション Type2」です。

国内メーカーのカセットデッキでも当時TEACテクニクスなどのデッキで搭載されており、最強のノイズリダクションでは・・・・と言われました。

 

・今回入手した Mobel222とは・・・?

通常ノイズリダクションはカセットデッキに内蔵されていますが、dbxノイズリダクションに対応していない普通のデッキとアンプの間に接続してdbxノイズリダクションを追加するためのユニットです。

f:id:tomomik452:20190425190210p:plain

こちらの写真の上から2段目にあるのが今回入手したNRユニットです。

 

・使い勝手の良さも特徴です。

似たようなもので、東芝がAurexブランドで「Adres」方式のノイズリダクションユニットも発売していましたが、録音時にテープごとにキャリブレーションを行う必要があって非常に面倒でしたが、dbxノイズリダクションではそのようなキャリブレーションは必要なく、録音時はセレクタスイッチをRECORDに切り替えてあとは通常の録音と同じようにデッキを操作するだけです。再生時も同じくセレクタスイッチを「PLAY」に切り替えるだけです。

 

・ノイズリダクション効果が絶大です。

ドルビーノイズリダクションは簡単に説明すると録音時に高域を強めに録音して再生時には強めにしている高域をもとに戻して再生するというシンプルなものでした。そのためコストも低く多くのカセットデッキに搭載されていました。

そのため、ドルビーNR録音されたテープをドルビーNR非対応のデッキで再生する場合は高域を少し弱めにすれば違和感なく聴くことができます。

それに対してdbxノイズリダクションシステムは音のダイナミックレンジを圧縮して録音するため、dbx NRを使用して録音したテープは非対応のデッキで再生すると音の強弱が不安定な音になってしまいちゃんと聞くことができません。

その反面ノイズリダクション効果は絶大でドルビーBでは-10db、ドルビーCでは-20db程度のノイズリダクション効果でしたが、dbx NRでは-30dbという大きなノイズリダクション効果を得ることができ、ヘッドホンなどで大きめの音で聴いてもヒスノイズはほとんど気にならないレベルまで低減できます。

 

・実際に聴いてみると・・・

実際ヘッドホンで聞いてみると本当にカセットテープの音なのか・・・と思えるほどの音で非常に驚きました。やや音に違和感を感じる部分もありますが音質も良好で、ノイズリダクション時に起こりがちな音質の変化はあまり感じられませんでした。

 

 

コスト面の問題からか、dbxノイズリダクションは搭載される機種も上位モデルのカセットデッキに限定されたため、再生機器が限定されることもあり、あまり普及せずに1980年代中盤頃には既に見かけなくなってしまいました。

 

 

 

【モバイル】中華スマホ OPPO R15Neoが届きました。

先日、IIJmioで申し込んだOPPO R15Neoが届きました。

まず開梱てみたのですが・・・・・

 

■付属品がしっかりしてる!

低価格ながら付属品はしっかりしており、ACアダプタやマイクロUSBケーブルの他に背面を保護できるケース、そして液晶保護シートが貼り付けてありました。

ケースや液晶保護シートなど、新しいスマホを買ったらすぐに揃えるようなものが付属してるのは嬉しいところですね。

 

■肝心の本体は?

まず電源を入れての第一印象は「画面が広い!」です。いままで使っていたFreetelのRAIJINと比べると本体サイズはほとんど変わらないのですが、液晶が縦方向に広くっているので、画面が広く使い勝手も良いです。

また、実売25000円と安価なモデルですが見た目の安っぽさは感じませんでした。

 

■使い勝手は?処理速度は?

早速普段使っているアプリなどをインストールしてみましたが、非常に快適で処理が重くなるようなこともありませんでした。まだ入れているアプリの数が少ないせいもありますが、RAM3GBでもそれほど問題はなさそうです。

ベンチマークはAtuntuベンチマークで計測したところ、概ねRAIJINと比較して1.5倍くらいのスコアを出しています。

 

■カメラがちょっと残念。

カメラアプリは非常にシンプルです。「シンプル」と言えば聞こえは良いですが、正直、必要最小限の機能しか備わっていないので不便です。

まず、シーンモードのようなものはありません。色調を変える機能はありますが、シーンモードがないため撮影シーンによってはちょっと困るかも。

そして露出補正機能もないんですね。これは正直かなり不便です。

そしてデュアルカメラを活かしたのがポートレートモードですが、こちらもモード切替のみで非常にシンプル。自然な背景ボケが楽しめ、「ポートレートモード」という名前ですが人物以外でも問題なく撮影できます。

ただこちらも背景ボケの強さは設定できず固定のようです。こちらも綺麗な背景ボケを撮れるのに細かい調整ができないのは残念なところです。

また、暗い場所は苦手で、ちょっと暗い場所でも露出アンダーになってしまい暗めの写真になってしまいます。また、車のダッシュボードに固定して夜間の車載動画を撮影してみましたが、こちらは正直実用にならないレベルでした。

 

■使ってみての第一印象

スマホとしての機能や処理速度などに関しては特に不満はありません。2年くらい前の同価格帯の機種と比べると格段に良くなってると感じます。

ただしカメラ機能だけが残念なところです。カメラ機能をあまり使わない人や、カメラアプリを起動してシャッターボタンを押すだけという人なら充分かもしれませんが、キレイな写真を撮ろうと思うとちょっと厳しいところです。

それ以外は今の所大きな不満もなく快適に使えております。