【雑談】大手メーカーからも出てた怪しげな激安ポータブルカセットプレーヤー

前回のブログ記事で紹介した怪しげなウォークマンタイプの激安カセットプレーヤー「遊歩人」の大ヒットで各社から激安カセットプレーヤーが登場します。

聞いたことも無いようなメーカーの商品が多かったのですが、国内の大手メーカーからも怪しげな激安プレーヤーが発売されていました。

その辺の商品についてはインターネット上の情報も少ないため、当時私が所有してた商品を紹介したいと思います。

 

SHARP JC-F3J

こちらは大手メーカー製では最強クラスの胡散臭いプレーヤー、他社製品より一回り以上大きなボディーの高機能モデルです。

なにが高機能かといいますと、FM/AMラジオ機能が搭載されています。しかもものすごく感度が悪かった覚えがあります。

カセットテープもちゃんと再生できる機能は備わってます。当時の激安プレーヤー定番の再生と早送りのみで巻き戻しには対応していないものです(笑)

外観もチープで当時使用してたときはカセット蓋がすぐに壊れてしまい、蓋なしで愛用してました(笑)

 

私はディスカウントストアで新品2000円くらいで入手しましたが、このモデルが売られているのを見たのはそれが最初で最後でした。日本国内ではどのくらいの台数が販売されたのでしょうか?ちょっと気になるところです。

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東芝 ウォーキー KT-PS12

東芝から発売されたのは実売5000円程度で売られていた激安クラスとしてはやや高価(?)な部類に入る高性能モデルです。

なんせ、巻き戻しができる高機能っぷりです(笑)

当時の激安クラスのカセットプレーヤーはコスト削減のため巻き戻し機構を搭載していないものがほとんどでしたので。

そして誇らしげに本体前面パネルに搭載される3バンドグラフィックイコライザー。当時はミニコンポや高級ラジカセ等では派手なスペアナ付きイコライザーの搭載が大ブームでした。ポータブル機器に限らす激安ラジカセなどではパチモノ臭しかしない安っぽい3バンドイコライザを誇らしげに搭載した機器が多く発売されていました。

安物の中でも少しは高機能なんだアピールのための機構ですね(笑)

 

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東芝のウォーキーシリーズは激安タイプのプレーヤーは国内販売されていたものはこれ1台だけだと思われ、他のウォーキーシリーズはソニーウォークマンに対抗できるレベルの高機能モデルでしたが、これ1台のせいで東芝のウォーキー=安物プレーヤーというイメージを持っている人は少なくなかったらしいです。

 

また、販売ルートは他の激安プレーヤーだと家電量販店で見かけること皆無でホームセンターや胡散臭いディスカウントショップ等、あとは小さなカメラ屋さんなどで売られてるのを見かける程度でしたが、これは普通の家電量販店でも展示されていることも多く比較的メジャーな気もしますが、私以外に使ってる人を見たことがありません(笑)

 

 

他にも色々と胡散臭いプレーヤーは出回っているようですが、私の記憶も曖昧でネット上にも情報が少ないようです。しかし、大手メーカーを巻き込んで激安カセットプレーヤーブームの立役者となった遊歩人はほんと凄い存在なんですね(笑)

【ジャンクオーディオ】ポータブルカセットプレーヤー 遊歩人

今回入手しましたのは1980年代に一世を風靡した低価格カセットプレーヤー遊歩人シリーズを三台です。

中央のものはU-TECHのロゴが入ったデザインの遊歩人のOEM品と思われるものですが、仕様や構造などは初代 遊歩人KC-8と全く同一です。

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まず、伝説的なヒット商品にもなった初代遊歩人KC-8です。実売3千円程度の当時としては圧倒的に低価格で発売されたこの商品は年間100万台以上を販売し、その年のヒット商品ランキング上位10位に入ったとか入らないとか・・・

その後、色んなメーカーから低価格タイプのいわゆるウォークマンタイプのポータブルカセットプレーヤーが色んなメーカーで発売された事を考えると怪しげな激安プレーヤーの先駆者とも言えるでしょう。

自分自身も小学生のときに入手しており、1年以上愛用してた覚えがあります。

 

そしてこのモデルの特徴はカセット再生に特化し、それ以外の機能は潔く省略されていることです。そのため、この機種ではスイッチ類は電源スイッチとボリュームのみ。再生ボタンすらありません。電源を入れると再生が始まり電源を切ると再生が停止する。ただそれだけです。

オートリバースどころか早送り・巻き戻し機能すら搭載されていません。

後に再生と早送りのみに対応した激安プレーヤーが色んなメーカーで発売されるとこの機種は次第に見かけなくなります・・・。

 

 

そして2台目に紹介するのはKC-280。こちらの機種では初代モデルでは搭載されてなかった早送り機構を搭載しており、外観も初代よりも高級感がいくらか出ています。

そして前面パネルに誇らしげに表示される「BASS BOOSTER」のロゴ。当時流行していた重低音再生への対応も謳い文句にしてました。

ただ、早送り機構の対応のため本体サイズは初代KC-8よりやや大きくなってしまっています。

 

3台目に紹介するのはSK-250というモデル。こちらはKC-280と比べるとやや控えめではありますが、「BASS BOOST」のロゴがあり重低音再生を売りにしていました。

そして念願の巻き戻しに対応しております(笑)流石にオートリバースに対応していませんが、大きな進歩です(笑)

 

どれも発売から30年近く経過しているものですが、元オーナー様がベルトのみ交換しており、3台とも再生動作をして音声も出力できています。

再生速度がおかしい個体もありましたが分解すると比較的簡単に調整できましたので軽く調整はしましたがワウフラが大きく、テープ状態によっても回転速度が僅かに変わってしまうので正確な調整はしておりませんが、それでも現在新品で販売されてる同価格帯のプレーヤーよりもマシな音が出ているように感じます。

経年劣化による影響でのワウフラも大きいでしょうから新品当時はもっと音質は良かったのでしょうね。

【アナログオーディオ道】ジャンクカードリッジが届きました。

なんとなくメルカリってどんなものなんだろう?と適当に覗いてたら見つけてしまい思わずポチってしまったオーディオテクニカ製のAT-150E・針なしのジャンク品です。

 

そして何も考えもせず交換針はその辺で互換針でもあるだろ?程度で考えてたのですが、それが大間違いでした。どうりで安いはずです。

純正針は定価で28000円でとっくの昔に生産完了されてます。互換針なんぞ見つかりません。Amazon先生で純正針を見つけるもプレミア価格で55000円(笑)

これに5万も出すんだったら素直に他のカードリッジ買いますよ

 

しかし、調べてみるとどうやら正規の針以外でも現行のMMカードリッジ用の針が使用できるらしいです。ですと、1万円くらいから新品の交換針が手に入ることになります。針のグレードは下がるもののこの手で行くかともう少し調べてみると、手持ちのAT-100Eも同じ形状の針らしいのです。

 

届いて早速AT-100Eから針を外してAT150Eのボディーに装着してみました。オーテクらしいフラットな特性の心地よい音です。流石に先日購入したDL-103Rと比べると大きく劣りますがその辺はグレードが違いますから・・・・違う・・・・・よね・・・・?

価格を一応調べてみると1979年の発売当初の定価が25000円。そしてほぼ同時期のDENON DL-103 1978年の価格改定時の価格が19000円。定価ではむしろこっちのほうが高価だったんですね。

 

そうすると・・・メーカー指定の現行交換針だとVMN30ENという針が同等グレードの交換針になるらしいのですが、価格が約17000円程度・・・。ちょっと迷う価格ですね・・・・しかし17000円で化けるのであれば安い買い物かも・・・w

 

【教訓】中古やジャンクのカードリッジを買うときはちゃんと交換針も調べようw

 

【アナログオーディオ道】DENON MCカードリッジ DL-103Rを買いました。

私の環境でもMCカードリッジが使用できるようになりましたが、残念ながらMCカードリッジを持ってません。

ですので・・・買ってしまいました(笑)

 

今回購入したものはMCカードリッジの定番中の定番モデルとも言われてるDL-103の発電コイルに高純度銅を使用した上位モデルです。それ以外の部分はほぼ同じらしいです。

ベースモデルのMC-103は1964年に発売されたロングセラーモデルです。NHKとの共同開発で、当初はNHKの放送設備で使用されていたそうです。

何がこのカードリッジが凄いかと言うと、1964年の発売から2017年現在まで全く仕様や性能を変えずに生産されているということです。強いて言えば定価は流石に変わってますが(笑)

そして、いくつかのバリエーションが発売されていますが、2017年現在で生産されているのはベースモデルのDL-103と今回購入したDL-103Rの2機種です。DL-103Rは比較的発売は新しいですがそれでも1994年発売でこちらも20年以上経過しています。

 

実際に試聴してみたところ、いままでメインで使用していたオーディオテクニカのAT-100Eと比べて全体的にクリアですっきりした音となっており、聴いていて心地よい音であることは間違えありません。流石、基本設計が50年以上も変わらず使われてるのも納得です。

 

そして驚いたのはデータシートが添付されている点です。こちらは1台1台、すべて周波数特性や出力電圧などを検査して出荷されているようで、測定器によって印字されたと思われる周波数特性の用紙に出力電圧などの特性が手書きで書かれています。

実売3万円代のカードリッジですが、このようなものが付いてるとなんかすごくプレミアムなものを購入したような気分になりますね?

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103

DENON MC型カートリッジ DL-103

 

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103R

DENON MC型カートリッジ DL-103R

 

 

【最近買った物】モバイルバッテリー AUKEY PB-T9

まぁ・・・またAmazonプライムデーで購入したものです。

今使っているモバイルバッテリーのうち1台が経年劣化でバッテリーの性能が低下してきたため、新しいモバイルバッテリーを1台購入しました。

購入価格は1600円程度でしたが、通常時の売価は3000円程度です。16000mAhでクイックチャージ3.0対応なら3000円程度でも安すぎるくらいですね。

 

今回購入したものはAUKEYというメーカーのモバイルバッテリーです。

このメーカーは中国製ではありますが、取扱説明書は日本語表記のものも添付され、メールのみではありますが、日本語でのサポートにも対応しております。

また、マニュアルには24ヶ月保証と書いてあります。

 

 

まず、モバイルバッテリーですのでとにかく大きいです(笑)

ただ、他の同クラスの製品と比べると若干薄型でスマートに見えます。

デザインはシンプルなもので、無駄な装飾デザインがないため非常にすっきりしており、安っぽさもあまり感じません。

 

機能面ではクイックチャージ3.0に対応したモバイルバッテリーで対応機器に接続すると高速な充電が可能になっています。手持ちのモバイル機器で対応しているものはZenfone2だけですが、非常に有り難い機能です。

出力ポート数は2ポートでポート1は5V2.4Aの通常の充電、ポート2はクイックチャージ2に対応し、5V出力時は最大3.0Aと記載されています。ただ、同時に出力した場合の最大給電容量は記載されてませんでした。

また、このバッテリーへの充電はクイックチャージには対応していないようです

 

そしてデザインがシンプルでボタンやLED類はLED付きの電源ボタンが1つ搭載されているだけで、バッテリー残量は電源ボタンのLEDの色の変化で識別できるようになっています。ただ、3段階しか識別できないのは残念なところです。

 

 

 

 

【最近買ったもの】中華DVD-RWドライブ 

先日のAmazonプライムデーで割り引きされていたので、中華メーカー製の激安ポータブルDVD-RWドライブを購入しました。

価格は2300円でした・・・。こんな価格で新品のDVD-RWドライブが購入できるとは驚きです。

 

 

 

小型PCやタブレット端末で使うためにとりあえずCDやDVDが読めれば何でも良かったので性能的には何の問題もありません(笑)

ドライブ自体はLG製のドライブが搭載されており、速度は書き込み最大24倍速となっています。

PCとの接続はUSB3.0接続になっており、ドライブ側のコネクタはマイクロUSB端子になっています。電源は基本的にバスパワーで動作しますが、電力不足で不具合が出る場合は電源専用のUSBケーブルも添付されています。

 

そして個人的にちょっと残念だったのは付属のUSBケーブル。USB3.0仕様のマイクロUSBケーブルが添付されてますが、USB3.0対応のためか太くて固いため、小型PCと接続するとケーブルの重さでちょっとしたことでPCやドライブが動いてしまうため非常に使いにくいです。ただマイクロUSB端子ですので、当然ですが普段スマホ等で利用しているマイクロUSBケーブルでも問題なく利用できています。通常の市販のマイクロUSBケーブルは2.0対応なので転送速度は落ちますがCDやDVDの利用ですからそれほど大きな問題はありません。

 

あとは気になるのはイジェクトボタン。静電容量タッチスイッチになっており、イジェクトのアイコンが印刷されてる部分を1秒くらいの長押しでタッチするとイジェクトされますが・・・ここが最初に動作しなくなりそうな予感・・・大丈夫なんでしょうかねぇ(笑)

 

まぁ、細かいところで不満もありますが、セール価格とはいえ2300円、通常の売価でも3000円程度でDVDドライブが買えるとは驚きです。

【アナログオーディオ道】うちのオーディオシステムを軽く紹介してみます。

まず、うちのシステムを簡単に図にしてみました。

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これではわかりにくいので1台づつ簡単に紹介していきたいと思います。

 

■アンプ マランツMP-50

こちらは1989年発売とちょっと古いオーディオアンプで100W×2chのオーソドックスなアンプで、中古で12800円で購入しました。

 

■スピーカー JBL 4312mk2

こちらは・・・なんと貰い物です。アナログオーディオでは定番のJBLのスピーカーです。元のオーナーもレコードでJAZZを楽しんでいたそうです。

 

オーディオテクニカ AT-PEQ20

オーディオテクニカのフォノイコライザーです。実売1万6千円程度と比較的安価な機器ですが、MCカードリッジにも対応したコストパフォーマンスも抜群で音質も良好なフォノイコライザーです。

 

テクニクス ターンテーブル SL-1600

あ・・・図で誤字ってますね(笑)パナソニックのオーディオブランド、テクニクスのレコードプレーヤーで1976年発売のモデルです。ダイレクトドライブで発売から40年以上経過しますが、ほぼノーメンテで元気に稼働してます。

 

ヤマハ ターンテーブル YP-700C

こちらも1974年発売で40年以上前のプレーヤーです。こちらはベルトドライブ機なのでベルト交換などの簡単なメンテナンスは必要でしたが、不具合などもほとんどなく元気で稼働しています。

 

カセットデッキ TEAC R-919X

カセットデッキ黄金期ともいえる1983年製のTEAC製のカセットデッキです。3ヘッド機としては珍しいオートリバース対応機です。

また珍しいといえば、高性能なノイズリダクションシステム、dbxノイズリダクションを搭載しており、ノーマルポジションのカセットテープでも極めて低ノイズの良好な音質での録音・再生ができます。

 

カセットデッキ TEAC V-1050

1997年発売と比較的新しい3ヘッド機としては廉価機となるカセットデッキです。

年式が比較的新しいだけあってテープ回転も安定していてノーメンテで良好な状態で使用できています。

 

■激安Buletoothレシーバー

Amazonで1200円で購入したBuletooth受信機です。1200円ですが意外と音質は良好でスマホの音楽をメインのオーディオで気軽に楽しむために導入しました。

 

自作PC

現在はLINE入力のみ接続。アナログ音源をデジタル化してCD-Rなどに書き込むために使用しています。また、夜間にレコードを楽しみたいときはアンプの音量をゼロにしてPCのスピーカーで小音量で楽しむこともあります。

 

全体的には1980年代の機器を中心に構成されているアナログを前提としたオーディオ機器たちです。実はCDプレーヤーも繋がっていなく、デジタル音源はBuletooth受信機のみです(笑)