【雑談】ヤマダ電機で見つけたタブレット用品

たまたま立ち寄ったヤマダ電機で500円という値札がついたタブレットスタンドがあったので買ってみました。

 

 エレコム製のUSBハブ付のタブレットスタンドで、端末側の端子はマイクロUSBになっているので、Androidタブレットとも相性が良さそうです。またマイクロUSB→標準USB変換コネクタも付属してるので、標準USBポートのWindowsタブレットでも利用できます。

 

また、5V2AのACアダプタが付属しているので、ポータブルHDDなど、バスパワーのみでは電力が不足しがちな機器でも安定して利用できます。残念ながら端末の充電をしながらのUSB機器の利用はできないようですが、USBハブのホスト側ケーブルを接続せず、市販の充電ケーブルでこのハブから端末のUSBポートに繋げば充電もできます。

 

USBポートは前面に3ポート、背面にも1ポート搭載しているので、私はとりあえず背に充電用ケーブルを接続しておいて差し替えてUSBハブと充電が利用できるようにしています。

 

また、スタンドとしてもしっかりした作りになっており、10インチクラスの重めのタブレット端末でもしっかりと安定して支えられます。

 

お値段のほうはAmazonなどの通販サイトでは概ね1000円前後で売られていることが多いようですが、Amazonでの参考価格は約5600円程度とのことでしたので、発売当初はこれくらいの価格で売られてたんでしょうかね?正直5000円以上だしてほしいとは思わないですね。

相当売れ残ってあちこちで投げ売りされてるのかもしれませんね。

【雑談】TEACから新型カセットデッキが発売されたらしい!

TEACから新型のカセットデッキが発売されたらしいです。

teac.jp

 

CDプレーヤーとカセットデッキ一体型のデッキで、国産メーカーではこのTEAC以外ではこのタイプのデッキは発売されてないのでうれしい限りですね・・・・嬉しいはずですよね・・・・。

 

しかし、スペックを見てみるとなんかおかしいんですよ・・・。

まず周波数特性・・・。え・・・・・????

f:id:tomomik452:20170210222002p:plain

50~12000Hz!?なにかの間違えじゃないのと言いたくなるくらいのスペックです。安物ラジカセ並みの周波数特性ですね。本来カセットテープはノーマルポジションでも17khz、メタルテープで20khz近くまで再生できるはずなのですが、それが12khz。4万円もするカセットデッキでこの能力ですと?なぜこんな仕様になってしまったのか疑問です。ただ、前モデルではできなかったハイポジションテープへの録音に対応されているようですが・・・これでは上級テープを使っても実力は発揮できません・・・。

 

そして・・・・・

f:id:tomomik452:20170210222715p:plain

ふぁ!?何かの間違えだと思いたくなる数値。これまた安物ラジカセのようなスペックですね。この数値は回転ムラの性能を数値で示しているものですが、全盛期の製品ではこの1/10程度くらいに抑えられた製品も多々あったのですが・・・・・。

 

そして前モデルより5000円程度安くなってるものの、機能が良くなった点ではUSBメディアへの対応、ハイポジションテープへの録音への対応がありますが、前モデルですとCDプレーヤーではなくCDレコーダー一体型だったのが再生専用に変更され、更に前モデルはオートリバースに対応してたのが対応していません。

そして周波数特性も前モデルと比べて悪くなっています。

 

恐らく前モデルが部品供給の関係で生産の継続が難しくなり、安定して供給されているカセット回りのパーツを使って作った結果がこのようなデッキになってしまったということでしょうか?

確かに他社製品を見てもオートリバースに対応したプレーヤーはモノラル再生のものがほとんどなので、恐らくステレオでオートリバースに対応しているヘッドは現在生産されていないという事なんですかねぇ?

それを考慮しても4万円でこのスペックは・・・・・ちょっと考え物です。

【ジャンクオーディオ】ONKYO カセットデッキ K-185Ⅱ

こちらは購入したものではなく、押入れの奥に眠っていたものを引っ張り出してきたものです。こちらはもう20年くらい使用していませんでした。

MDの導入やCD-Rの低価格化により次第に出番が少なくなり、そのままホコリを被った状態でした。

 

1995年に発売されたカセットデッキで同社のマイクロコンポINTEC185シリーズと組み合わせて使うことが前提になっているカセットデッキです。

単体のカセットデッキではありますが、録音レベルの調整機構もレベルメーターもないデッキで、録音レベルはINTEC185シリーズの組み合わせでCDとの連携で自動調整で使うしかなさそうです。残念ながらメインユニットになるCD/アンプ部はすでに故障して破棄していますので、この辺の機能は残念ながら利用できません。

 

実際に録音してみると、録音・再生共に高音域が極端に減衰しており、音質的にもかなり残念なことになっていました。

ヘッドを清掃して多少改善されましたが、残念ながら安価なラジカセよりはマシ程度のものでした。ヘッドの調整が必要かもしれません。

 

録音レベルに関しては低めの設定になっており、レベルメーター付きの他のデッキで再生してみたところ、-5db程度を指していました。こちらは単体では設定できないのでどうしようもなさそうです。

 

はやり、当時のミニコンポやマイクロコンポのデッキ類は単品売りしているモデルでもセットで使うことを前提にしているものが多く、単体での利用時はかなり制約が多いものが多く、中古やジャンクでの購入は避けた方が良さそうですね。

まだこの機種の場合入出力端子が普通のピン端子になっているのでまだマシですが、機種によってはコントロール信号と音声信号が1本になった専用端子になっているものが多く、このようなものだと完全に使い道がないから困りものです。

【ジャンクオーディオ】ビクター カセットデッキ TD-V505

今回入手したものはビクターの3ヘッドカセットデッキ、TD-V505です。

調べてみると1987年発売の中級機のようです。

 

簡単に概要を説明すると3ヘッドタイプのダイレクトドライブ仕様のカセットデッキで、ハードオフで「再生可」と書かれたジャンク品が3240円なので確保しました。

またメカ部の動作はすべて電子制御になっており、なんとカセットの開閉まで電子化されていました。流石に30年前のデッキですのでオートリバースは非対応です。

音質関係の機能はドルビーB/Cに加えHX-PROを搭載されているオーソドックスな仕様でビクター独自のノイズリダクションシステムのANRSではありませんでした。

調整機能はまるでアンプの音量ダイヤルのような大型の入力レベルダイヤルが付いており、他にレベル微調整・バイアス調整・バランス調整などのつまみがあります。

また、下位機種では省略されがちなHX-PROをオフにするスイッチやMPXフィルターのスイッチなどもあります。

 

そして肝心な動作状況ですが、まずメカ部の動作確認は問題なし。巻き戻しの状況を見てもモーターのトルクも問題はなさそうです。

そして音楽を録音したテープを再生してデッキのヘッドホン端子で視聴してみると再生自体は問題ありませんが、ヘッドホン音量つまみにガリが発生するようです。また、端子に軽く触れるとノイズが走るので端子の状態はあまり良くないようです。

 

そしてパソコンの音声入力に接続し、テスト用信号を録音したテープで特性の簡易チェックもしてみます。

まず800hzのトーン信号を再生してテープの回転速度を検証してみるとほぼ問題なく規格通りの回転数を維持しています。これは素晴らしいです。当たりかもしれません(笑)

そしてホワイトノイズを再生して周波数特性を計測してみると高音域が弱いようですが概ね良好な特性にはなっていました。

実際に音楽を聴き比べても確かに高音域はちょっと弱い印象です。もしかしたらヘッド調整で何とかなるレベルでしょうかねぇ?

 

そしてここまで問題なくテストをクリアしてきましたが・・・ここから大問題が発生しました(笑)

 

実際にオーディオシステムに繋いで再生してみると問題はなさそうです。まぁ、単体で問題がなかったので当然といえば当然です。

そして録音を試してみます。CDをソースにテスト録音をしてみようと、まずテープを録音状態にして音源のCDを再生してみると・・・どうもレベルメーターの片側が全く動きません。3ヘッド機なのでデッキにヘッドホンを繋ぎ、モニターを入力音声にしてもテープ音声にしても確かに片側は聞こえてません。当然ですがこの状態で録音したテープを別のデッキで再生しても片側にしか録音されておりません。

調整つまみ類を確認してみてもほとんど改善されませんでした。また、CDダイレクト端子がありましたのでこちらでも検証しましたが症状は同じでした。

 

古い機材なのでもしかしたら内部のホコリなどが原因だということも考えられるので一応開けてみましたが内部は非常に綺麗で見た目上で問題がありそうな部分もなくネット上にも情報はないようなので、ハードウェアはさっぱりの自分はもうお手上げです。

 

折角の3ヘッド機なのに録音が使えないのは残念ですが、古い機種といえ80年代後半の中級機だけあって作りもしっかりしており、再生専用と割り切れば充分に使えそうな1台でした。3240円でこれだけのデッキと考えたら大当たりかもしれませんね。

【雑記】新品で入手できるカセットテープたち

新品でネット通販等ではなく店頭で購入できるカセットテープはどんなものがあるのか調べてみました。

 

日立マクセル】ULシリーズ・URシリーズ

現在、家電量販店やホームセンターで売られてるテープは大抵このテープくらいしか置かれていません。マクセル製だけあって変な癖もなく非常に使いやすいカセットテープで、80~90年代に売られていた高性能テープと比較すると劣るものの、使用するデッキを選ばない非常に使いやすいテープでした。

 

【ナガオカ】CCシリーズ

メーカーホームページを見るとレコード針を作っているメーカーのようなのですが、何故かこのカセットテープに関する情報はメーカーWebサイトにない不思議な製品。ヨドバシカメラビックカメラAmazonなどで普通に購入でき、地元のビックカメラでは普通に店頭在庫がありました。

見た目は90年代の安物テープを彷彿させるような安っぽいデザインですが、品質は意外と悪くなく、マクセルURより高音域は若干劣るようにも感じますが使いやすい音質のテープでした。

 

【100円ショップ系】

ダイソー系列・セリア系列では音が音楽用カセットテープという品名でマクセルULのOEM品が売られています。パッケージにマクセルのロゴはないですが、裏面には日立マクセル株式会社と明記さてており、容易に見分けることはできます。

それ以外にものは磁性体の質が均一ではないのか、途中で極端に高音が出なくなったり、音量自体が極端に落ちてしまうなど、音質以前の問題のものが多くお勧めできません。

 

【その他】

上記の製品以外は地元ではほとんど見かけることはありませんでした。以前はホームセンターなんかに行くとどこのメーカーのだかわからないような怪しげなテープをけっこう見かけたのですが、

 

また、高音質のテープに関しては現在は製造しているメーカーはありませんが、Amazonで検索すると往年の高品質テープのデッドストック品なのか90年代あたりの高品質テープがプレミア価格ではありますがAmazonマーケットプレイス業者から購入することはできるようです。ただ概ね1000円以上するものが多いですが現在は生産されていないハイポジションテープや2800円とか3000円とか恐ろしい価格がついているもののメタルテープも売られているようです。

 

 

 

ナガオカ カセットテープ CC-60 カセットテープ 60分

ナガオカ カセットテープ CC-60 カセットテープ 60分

 

 

マクセル 音楽用カセットテープ 46分 1巻入り UDシリーズ UDC46
 

 

【最近買ったもの】東芝 CDラジカセ TY-CDS7

ちょっと前ですがカセットテープの音を楽しみたくなってCDラジカセを購入しました。条件としてはAUX入力付でステレオでの録音・再生が可能な機器で1万円以下で購入可能という条件でした。CD無しで5千円くらいでAUX入力付のラジオとカセットのみのラジカセはないかなと探したらあまり良いのは無さそうでしたので、今回東芝製のTY-CDS7を購入しました。

本当は再生オートリバースが付いているものが良かったのですけど、現在オートリバース付のカセットデッキはほとんど見当たりませんでした。

 

 国内メーカーですと他にソニーパナソニックからも発売されているのですが、この2社のものは外部入力端子が無いため検討の対象外となりました。

そして驚くのは東芝はCDラジカセだけで8機種もラインナップされていました。ただすべて廉価モデルであり、上位機種はWカセット仕様でSDカード対応でしたが音質的な面でのメリットもあまりなさそうでしたので比較的安価(6千円程度)のこの機種を購入しました。

 

この機種のスペック的な面はオートリバース無しのシンプルなカセットデッキを搭載したラジカセで、ラジオ部は電子チューナーになっており、3局のみですがワンタッチ選曲ボタンも付いていました。

入出力端子は側面にヘッドホン・AUX入力・マイク端子が備わっており、必要充分な機能は備わってます。音質に関しては可でもなく不可でもなく・・・特別高音質という訳ではありませんがBGM用としては聞きやすい音質になっていました。

 

そして肝心のカセットテープの再生ですが、低音と高音がやや強調された音になっており、内蔵スピーカーで聴く分には気にならないのですが、ヘッドホンで聞くと安っぽいオーディオ特有の音質でした。

これはもしかしたら、内蔵スピーカーの特性に合わせてアンプ部が設計されており、その出力をそのままヘッドホン出力に出した結果がこうなったという事でしょうか?

そしてカセットテープへの録音ですが、1khz以上の高音域がなだらかに減衰しており、極端に酷い音質という訳ではありませんが、高音域はあまり出ていないためにやや安っぽい音になってしまっています。また録音レベルがやや低めになっているようで、ノイズは目立ってしまっています。もしかしたら安価なテープでも音割れをしないように低めの録音レベルに設定されてるのでしょうか?

ただ、昔ラジカセで録音した音はこんな感じだったなー。なんて懐かしい思い出に浸ることはできました。

 

まぁ、マイナス評価ばかりを書いてしまいましたが、内蔵スピーカーで手軽に楽しめるという意味では聞きやすい音質で外部機器を繋いでカセットテープの音をデジタル機器に録音したり、より高品質なヘッドホンや外部スピーカーを繋いで聴くような使い方には向かないですが、内蔵スピーカーで気軽にカセットテープを楽しむのにはちょうどいい選択肢だとは思います。

 

 

【雑談】ELPAの2000円のポータブルカセットプレーヤーの音質が酷すぎた・・・

先日、車でカセットテープを聞きたくてとりあえず買った2000円のポータブルオーディオプレーヤーですが・・・とにかく酷すぎました(笑)

オートリバースが付いたポータブル機が他に見当たらないのでこれを選んだのですが、オートリバースに釣られて大失敗でした。

 

まず凄いのは小さめの音でも音が歪みまくり。高音域はもちろんのこと、何故か低音域もスカスカでとても音楽を聞けるような代物ではありませんでした。

はっきりいって今まで聞いたカセットプレーヤーの音で間違えなく最悪です(笑)

 

ためしに周波数特性を計測してみました。測定方法は音声出力をパソコンに繋ぎ、「WaveSpectra」というフリーソフトを使って周波数特性を計測します。

音のほうはスマホアプリで「Audio Test tone Generator」というアプリを使ってホワイトノイズを生成します。

まずスマホから出力されている音を確認するためにスマホのイヤホンジャックからパソコンに繋ぎ計測してみます。

専用の測定器を使ってる訳ではなく、パソコンを使ったものなのであくまでも簡易的なものですので、あくまでも参考程度ということで・・・

f:id:tomomik452:20170116151520g:plain

上の画像で赤色の線が最大レベル値。左のほうが低い音で右に行くほど高い音になっています。正しく再生されてるホワイドノイズならこのようにほぼ平らなグラフになっています。

 

そしてこの音をカセットテープに録音します。使用したカセットは「マクセル UR」。現在入手できる国内メーカーのカセットテープです。これをケンウッドのカセットデッキKX-W8020を使用して録音しました。

試しにこのテープをKX-W8020で再生してみました。

f:id:tomomik452:20170116151932g:plain

自己録再だけあって高音域の衰退はノーマルポジションのテープだから仕方ないところですが、かなり綺麗な平らな線になっています。

そして問題のエルパの激安ポータブルカセットの周波数特性です。

f:id:tomomik452:20170116152121g:plain

酷すぎます。KENWOODのデッキで再生したものと比べ見事な山のような形になっており、このグラフからの低音、高音の両方が大きく衰退してるのがわかります。これではまともな音楽再生ができるわけありません。当然ですがイコライザーを使っても補正しきれないですし、そもそも音の歪みが大きすぎて聞けたもんじゃありません。

更にこの機器、ステレオミニジャックのヘッドホン端子が付いてますが再生音はモノラルです(笑)

では実際の音を聴いてみましょう(笑)

 

ここまで測定したので、ついでに先日購入した東芝の実売6000円程度のCDラジカセの音も比較してみます。

f:id:tomomik452:20170116152550g:plain

グラフが左から右にかけて緩やに下がっています。実際の音ですと低音がやや強調されて不自然な感じになっています。この程度ならまだイコライザで何とかできる範囲ですね。また急激に下がっているところがケンウッドと比べて低くなっています。安いデッキだけあって高音域の再生能力は低いことがわかります。

 

アナログオーディオ機器って思った以上に音質の差が大きいですね。ただ、現在では入手可能なカセットデッキのほとんどは5000円~10000円クラスの安価なラジカセで、1万円クラスの製品でもSDカードへの録音機能やリモコンなどが付いているだけで、カセット部はあまり変わらないものと思われます。

現在唯一生産されているカセットデッキTEACのCD-Rレコーダー一体型のカセットデッキAmazonでの価格は45000円程度とやや高価になっています。これのCD-Rレコーダー機能を省いたモデルを3万円程度で出してくれればちょっと欲しいかもしれません。

 

TEAC CDレコーダー/カセットデッキ シルバー AD-RW950-S

TEAC CDレコーダー/カセットデッキ シルバー AD-RW950-S

 

 

またメディアのほうに関しても大手メーカー製のカセットテープではマクセルのみで、ちょっと前まで製造してたソニーも現在は生産をしていないようです。

あとは海外メーカーの怪しげなものが多いので、現在新品で普通に買えるマトモなテープはマクセル製のものだけということになるでしょうか?

ただ、中身はカセットテープ全盛期の最下位グレードに近い製品なので、その頃の高品質なカセットテープと比べてしまったら残念ながら高音質とは言えません。

 

高音質な機器やメディアの入手が困難とは言え、最初のモデルの発売から50年以上経過しているカセットテープがいまだに新品の機器やメディアが普通の家電量販店やホームセンターで売られてるっていうのは凄いことですね。流石にコンビニでは見かけなくなりましたが、ホームセンターなら大抵は置いてあるようです。

逆に後に登場したMDやDATなどの機器は最初のモデルから20年経たずにメディア・機器ともに市場から消えてしまったことを考えるとカセットテープって凄いですね。

 

もし気軽にカセットテープの音を楽しみたいのであればこの辺の機器をおすすめします。

 安価なシンプルなモデルですがCD付きなのでCDからの録音が簡単にできるモデルで、音質面では録音・再生共に全盛期の機種と比べると劣りますが気軽にカセットテープの音が楽しめるという意味ではお勧めです。

本当はオートリバースくらいは欲しいところなのですが、最近はオートリバース付のプレーヤーはめっきり減ってしまい、ほとんど見かけません。

また、ラジオも電子チューナーのFMワイド放送に対応したものが付いている他、乾電池でも動作するので災害時にも活用できるかもしれませんね。

 

 

【追記】

テープの回転速度についても調べてみましたが、一定の周波数のトーン信号を記録したテープを再生し、その周波数を測定してみました。どうやら基準としているデッキと比べて約3%程度速いようです。規格上では±1.5%までの誤差は認められているようなので、規格よりも大きな誤差と言えますね。

また、テープの回転数とは関係ないですが、波形の形が他の機器では綺麗な形になっているのですが、この機器では波形がやや乱れているのも気になります。

f:id:tomomik452:20170123182834p:plain

余談ですがダブルデッキのケンウッドKX-W8020ではデッキAとBを比較したところ約1%程度の誤差があるようです。